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自治体の皆さまへ

年頭のごあいさつ(1)

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愛媛県伊方町

■伊方町長 高門清彦
新年あけましておめでとうございます。初春を迎え、ご家族お揃いで健やかに新年を迎えられたことと謹んでお祝いを申し上げます。
昨年を振り返りますと、ウクライナやパレスチナ戦争などにより、国際情勢が不安定な動きを見せており、その影響から、止まらない物価高騰等により、私たちの生活環境も大きく変化いたしました。
一方で、5月に新型コロナウイルスが5類感染症へ移行し、町におきましては、「はなはな祭り」「きなはいや伊方まつり」「瀬戸の夕凪まつり」などをはじめ、様々な行事がコロナ前と同様の形で開催でき、賑わいを取り戻しつつあります。
また、8月5日には「佐田岬半島ミュージアム」がオープンし、12月時点で入場者は8,500人を突破しており、町内外多くの方に佐田岬半島の魅力を知っていただいているところでございます。今後も創意工夫を凝らした展示やワークショップなどの企画を行い、何度でも通いたくなるミュージアムを目指して参ります。
本年は、私にとって2期目の仕上げの年となります。
春頃には3年前に焼失した亀ヶ池温泉のリニューアルオープンを予定しております。再建にあたりましては、町内外から多くの励ましの声や心のこもったお見舞いを頂戴し、心からお礼を申し上げます。今まで以上に皆さまから愛される温泉になることを目指し、オープンに向けて準備を進めて参ります。
また、昨年を人口減少対策元年と位置付け、町として取り組むべき施策の方向性を議論して参りました。そういった中で、町有施設を活用し、9月にはIT企業がサテライトオフィスを開設し、現在湊浦地区では賃貸住宅の整備が行われております。また、水ヶ浦小学校跡地では、空き校舎を利用したコールセンターも近々オープンを予定しています。町の課題である雇用と住居の問題解決に向けて、本年も様々な取り組みを行って参ります。
課題山積の中ではありますが、町政を力強く前進させて参りたいと思います。
町民の皆さまのご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

本年が皆さまにとりまして希望に満ちた年になりますことを、ご祈念申し上げ年頭の挨拶とさせていただきます。

■伊方町議会議長 菊池隼人
新年、明けましておめでとうございます。令和6年の年頭にあたり、伊方町議会を代表し、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
皆様におかれましては、ご家族お揃いで輝かしい新年をお迎えのことと存じます。新しい年が、皆様にとりまして幸多き一年でありますよう心からご祈念申し上げます。
また、旧年中は議会運営に対しまして、格別なるご支援ご鞭撻を賜り、深く感謝申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症となったことにより、社会活動の正常化や個人消費も徐々に回復するなど、社会経済に明るい兆しも見え始め、町がにぎわいをとり戻した一年であったと思います。
5月には「はなはなまつり」、「きららまつり」が開催され、7月には「きなはいや伊方まつり」が開催されました。花火大会やその他の各種イベント等にも町内外から多くの方が訪れました。
亀ヶ池温泉については、町議会の特別委員会においても議論され、検討が進められてきました。リニューアルオープンが待ち望まれます。
また、福祉の増進を図り、障がい者に生活の場を提供し、日常生活に必要な援助を行う、障がい者グループホームの整備にも期待しております。
一方で、賃金上昇が物価高に追いつかず、食糧自給率、エネルギー自給率が共に低い日本においては、ガソリン、電気及びガスをはじめ、ほとんどの物価が高騰し、家計にも大きな打撃を与え続けていることは、大変深刻な問題です。
町議会としましても各家庭の負担軽減のため、行政と共に様々な施策を展開していく所存であります。
現在、本町における重要課題は、「人口減少・少子高齢化対策、農漁業及び観光振興」などが挙げられます。高齢化が進行し、生産年齢人口が減少する状況下において、町民の皆様の声に真摯に耳を傾け、行政と連携を図りながら、心豊かで住み良いまちづくりの推進に、取り組んでまいります。
今後とも、より一層のご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

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