伊方町とアメリカ・レッドウィング市との交流事業が実施され、今年で18回目を迎えました。レッドウィング市の学生5名と引率者1名は7月22日から8月1日の間、きなはいや伊方まつりへの参加や文化体験などの活動を通して、伊方町の中学生たちと交流を深めました。
8月1日から13日には、広報いかた8月号で紹介した派遣団の8人がアメリカ・レッドウィング市へ行ってきました。その8名の体験記をご紹介します。
-レッドウイングにて-
■『海外派遣を通して』伊方中 朝井結豊
僕は、今回の海外派遣を通していろいろなことを学べました。ホストファミリーの方々は、優しく、自分たちのことをとても気遣ってくれ、心が温かくなりました。自身の目標であったコミュニケーション能力の向上にも努めることができ、また英語も少し話せるようになりました。
ホームステイ中は、一日が過ぎるのがとても早く感じました。レッドウィング市を離れるときは寂しくなり、また行きたいと思いました。今回のことは決して忘れません。このような機会をいただき、本当にありがとうございました。
■『海外派遣事業を通して感じたこと』瀬戸中 木村一太
僕はこの海外派遣を通してとても多くのことを学びました。レッドウィング市は思っていたよりも広く、ミシシッピ川と山に囲まれた自然の多い街でした。現地の人はとても優しく僕たちを大歓迎してくださいました。ホストファミリーの方とコミュニケーションをとるのがとても楽しかったです。英語を聞き取るのが難しい時もありましたが、ホストファミリーの方は僕が分からなくてもゆっくりと、丁寧に話してくださいました。また必ず会いに行きたいです。そのためにこれからもっと英語力を高めていこうと思います。
■『一生の思い出』伊方中 魚海幸恵
私は海外派遣を通してたくさんの友達を作ることができました。みんなとても優しく接してくださって約2週間とても有意義な時間になりました。最初はどう声を掛けたらいいのかもわからず積極的な行動ができていなかった私でしたが、アメリカの友達が積極的に声をかけてくださったおかげで毎日がとても楽しかったです。今回の海外派遣活動で私はとても大切なことをたくさん学びました。海外派遣事業に参加して本当に良かったです。
■『一生の思い出』伊方中 岡元利穏
私は今回の海外派遣で人の温かさや日本との違いを学ぶことができました。私のホストファミリーは、家族みんなで温かく迎えてくれました。最初は翻訳機を使ってコミュニケーションをとっていましたが段々、動作やわかる単語を使ってコミュニケーションをとれるようになりました。レッドウィングは夏でも肌寒い日があったり、夜の9時でも外が明るかったりと日本とは違う部分があり驚くことが沢山ありました。そして、昨年ホストファミリーになった家族にもう一度会えて本当に嬉しかったです。今回の海外派遣で一生の思い出と家族ができました。このような貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
■『ホームステイで学んだこと』伊方中 篠澤心春
私は今回の海外派遣に参加して、最初はとても不安で、空港でもすごく緊張していましたが、私のホームステイ先の方たちはとても優しく受け入れてくれました。私の苦手な食べ物を考えて昼食を作ってくれたり、私たちがしたいことを最優先にしてフリーの日は行きたいところへ連れて行ってくれたり、とても私たちを大切に思ってくれているんだなと感じました。レッドウィングはとてもいいところだなと思いました。またいつか、レッドウィングへ行って今回お世話になった方たちに会いに行きたいです。
■『海外派遣を終えて』伊方中 竹上夢唯
私は今回この海外派遣に参加して、異文化に触れることの楽しさを知ることができました。初めて食べるものや初めて体験することがたくさんありました。おいしい食べ物を紹介してもらい、全ての行事をアメリカのみんなと楽しんで活動することができました。アメリカで関わってくださった皆さん全員がとても親切で、毎日充実していました。あっという間の2週間でしたが、本当にたくさんの思い出を作ることができました。また機会があったらみんなと交流できたらいいなと思います。
■『第2の故郷』瀬戸中学校教員 篠澤朋子
Welcome back to Red Wing!今回で2回目の訪問となったレッドウィング研修では、懐かしい人々と再会することができました。生徒たちにとっても、ホストファミリーをはじめ、協会の方や地域の方との交流が何よりも宝になったと思います。初めて自己紹介する場面では、たどたどしかった英語も少しずつ向上し、最後のスピーチでは涙とともに、感謝の気持ちを一生懸命に伝えている姿がありました。このかけがえのない体験を、伊方町での生活に生かして、大人になっても架け橋となり交流を続けてほしいと思います。
■『明るい未来が待っている』国際交流員 ジョンソン・アンドリュー
今年、レッドウィング姉妹都市委員会のボランティアによる多大な努力に感銘を受けました。パレードからバッファロー・ツアー、ミシシッピ川クルーズ、市内でのマイナーリーグ観戦まで、レッドウィングでの忘れられない10日間を作り上げてくれました。委員会の方々は常に最高のおもてなしをしてくださり、そのおかげで学生たちはアメリカ文化を肌で感じることができました。人口が減少し続ける中、伊方町の皆がこの交流プログラムを継続する道を見つけることを願っています。
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