一年のうちで一番大きく見える満月は「スーパームーン」と呼ばれます。今年は、十月十七日の夜にそれが見られるはずでした。佐田岬半島ミュージアムでは、その夜に観月会も予定されていました。ところが、残念なことに雨が降り、スーパームーンを見ることができませんでした。しかし、その会の講師だった石口孝治先生(三崎高校の「未咲輝塾」講師)の提案で、観月会参加者全員が月を題材にした俳句を詠んで投句してくださったそうです。
今回入選した「バスケマン」と「おかーさん」は、埼玉県の高校生です。民泊先の家族と一緒に観月会に参加していたそうです。「おかーさん」は、刺身を切らせてもらったらしく、きっと切れ味鋭い包丁だったのでしょう。
この半年間で、関西や関東から、修学旅行の高校生を町内の民泊で三〇〇名ほど受け入れていただいています。伊方を盛り上げるための地域の皆様のご支援に感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
さて、次回の締切は、十二月十九日です。皆様からの様々なトーク(投句)をお待ちしております。
伊方町教育委員会 生涯学習係
※作品紹介は、本紙またはPDF版をご覧ください。
選・講評 俳人 坪内稔典(伊方町九町出身)
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