令和5年度も様々な取組を行ってきました。令和6年度から始まる新学科「社会共創科」に向けてしっかりと準備を進めていきたいと思います。今回は年度末の本校の様子について紹介します。
■愛媛大学ESD実践交流会
2月23日(金・祝)、愛媛大学城北キャンパスひめテラスで開催された「愛媛大学ESD実践交流会」に本校の2年生3人が参加してきました。ESDとは「持続可能な開発のための教育」と訳されていて、現代社会の問題を自らの問題として考え、身近なところから取り組んでいくことを目的としています。
今回、愛媛大学等から声をかけていただき、今回の参加となりました。実施形式はポスター発表形式で行われ、各団体事前に用意したポスターを貼ったブースの前で、興味をもって来てくれた参加者の方に説明を行ったり、質問に応えました。会場には広島の大崎海星高校や愛媛大学付属高校など高校生も参加していましたが、企業の方々など多数の団体が参加していました。
生徒たちは最初緊張して、戸惑っている様子を見せていましたが、本校で取り組んできたことや学んできたコミュニケーション能力を徐々に発揮して、最後には笑顔で説明をすることができていました。大勢の官局の前やステージの上などで発表するスタイルもありますが、参加者がこんなに近くで質問してくるという経験はとても貴重な経験となったのではないでしょうか。今回経験したことを次年度は最高学年として、後輩たちに教えてもらいたいと思います。
■公営塾離任式
終業式に先立って、今回、公営塾の講師を退任される関本岳郎先生の離任式を行いました。先生は主に理系科目の指導を行っていただき、今年度は塾長として本校生徒の学力の向上に努めていただきました。あまり、人前で話すことは得意ではないという切り口から話をしていただき、ご自分の趣味の話などを含め、人生の先輩として感じたことを丁寧な口調で本校生徒の前で話してくれました。
先生をはじめ、塾の講師の皆様の力があってこそ、今年の3年生の進路が実現したのではないかと感じました。次年度からは沖縄の久米島で働かれ、先生にとって新たな挑戦をしていくこととなるということですが、先生の誠実さがあれば、どこでも大丈夫だと感じています。本校生徒たちも負けないように、挑戦をして、関本先生に胸を張って報告できるように取り組んでいきたいと思います。
大変、お世話になりました。
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