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伊方発電所の状況

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愛媛県伊方町

■(1)運転状況について(令和6年7月末日現在)
伊方1号機(廃止措置)
伊方2号機(廃止措置)
伊方3号機(第17回定期検査中)

■(2)伊方発電所3号機 総合排水処理装置建屋地下階の水たまりについて
伊方発電所3号機は通常運転中のところ、7月9日9時56分、総合排水処理装置建屋の地下階に広範囲にわたり、水がたまっていることを作業員が確認しました。たまっていた水は総合排水処理装置建屋およびその周辺の区画に留まっており、発電所外への流出が無いことを確認しました。継続的な漏えいはなく、たまっていた水(約30立方メートルと推定)は、すべて排水ポンプにて沈殿池へ移送しました。
調査の結果、総合排水処理装置の砂ろ過器の空気を排出する弁から沈殿池の水が漏えいしたことを確認しました。
その後、当該弁を取り替え、総合排水処理装置を運転し、漏えいが無いことを確認したことから、7月18日11時00分、通常状態に復旧しました。
今後詳細を調査します。

■(3)伊方発電所 No.4保修事務所横車庫の火災感知器の作動について
7月11日5時56分、伊方発電所構内のNo.4保修事務所横車庫に設置する火災感知器が作動し、中央制御室に火災を示す信号が発信したことから、6時01分消防署へ連絡しました。
当直員が現場確認を行い、6時10分、炎や発煙等が無いことを確認しました。また、6時28分、消防署が現場にて火災ではないことを確認しました。
その後、火災発生を示す信号が発信したエリアの火災感知器(3個)を取り替え、火災発生を示す信号の再発信が無いことから、火災感知器の誤作動と判断し、18時03分、通常状態に復旧しました。

■(4)伊方発電所3号機 資材保管庫におけるコンセントの焦げ跡について
第17回定期事業者検査中の伊方発電所3号機において、7月26日11時18分、資材保管庫にあるコンセントに焦げがあることを確認し、11時29分、消防署へ連絡しました。
その後、13時22分、消防署が現場にて火災ではないことを確認しました。
本事象は、懐中電灯充電箱のコンセント充電部に工具が接触したため、焦げ跡ができたものと推定し、工具については、撤去しました。
今後、焦げが発生した部品の取り替えを実施予定です。

■(5)伊方発電所3号機 特重建屋の火災感知器の作動について
伊方発電所3号機は、定期検査中のところ、7月31日12時53分、特重建屋において火災発生を示す信号が発信したことから、12時59分消防署へ連絡しました。
当直員が現場確認を行い、12時59分、炎や発煙等が無いことを確認しました。また、13時39分、消防署が現場にて火災ではないことを確認しました。
その後、火災の発生を示す信号が発信した火災感知器の取り替えを行い、火災発生を示す信号の再発信がないことから、当該火災感知器の誤作動と判断し、14時21分、通常状態に復旧しました。
このほか、7月26日に作業員の負傷の連絡がありました。
これらの事象によるプラント及び環境への放射能の影響はありません。

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