■子ども親善大使派遣事業について
町民の皆様は、北海道泊村のことをよくご存じのことと思います。伊方町と北海道泊村は姉妹都市であり、平成10年2月にその関係が締結されて、今年で26年が経ちます。これまで人的な交流やイベント交流などが行われてきました。身近なところでは、「きなはいや伊方まつり」で、特産のホタテやジンギスカン、かぶとサーモンなどの焼き物を出店し、伊方町の皆さんに提供していただいています。また、亀ヶ池温泉が火災にあった時などは、いち早く義援金をいただきました。
教育の面でも長く交流を行っております。それが「子ども親善大使派遣事業」です。例年、伊方町の小学校6年生の希望者と泊村の6年生が、きなはいや伊方まつりの日に伊方町で交流し、その後、北海道泊村を訪れ親交を深めております。この事業は平成11年に始まり、今年で25年になります。コロナ禍の影響で実施できない年が2年ありました。これまでに伊方町から約700人の子どもと100名ほどの引率者が泊村を訪れております。みな泊村の自然の美しさや人の温かさ、食べ物のおいしさなどに魅せられ、泊村のファンになって帰ってまいります。
■泊村の子ども親善大使の受け入れ
今年も7月27日(土)に北海道泊村から、泊小学校の6年生児童4名が子ども親善大使として伊方町を訪れました。引率は泊小学校の校長先生や泊村教育委員会次長さんなど3名の方です。翌日の28日(日)には、クルージング体験や佐田岬半島ミュージアムなどを見学した後、伊方町の泊村を訪問する6年生児童と交流会を行いました。セレモニーの後、食事会、伊方小学校など周辺の散策やeスポーツ体験などで親交を深めました。
■泊村への子ども親善大使の派遣
8月1日(木)に、伊方町の子ども親善大使(希望した6年生児童35名)と、引率の4名(小学校の教諭・養護教諭・教育委員会職員2名)が北海道泊村を訪問し、泊村の子どもたちや関係者の皆様との親睦を深めました。当日は泊村のスケートリンクでスケートを体験し、合宿に来ていたプロのアイスホッケーチームの練習を見ることができました。また、鰊御殿などを見学し、食事会などのおもてなしを受けました。
派遣団の子どもたちは、泊村との交流以外にもラフティング体験や国立アイヌ民族文化博物館なども見学しました。
親善大使として参加した子どもたちは、泊村の皆さんとの交流を深め、様々な体験を通して、泊村のファン、北海道のファンになって帰ってきました。
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