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自治体の皆さまへ

年頭のごあいさつ(1)

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愛媛県伊方町

■伊方町長 高門清彦
新年あけましておめでとうございます。
初春を迎え、ご家族お揃いで健やかに新年を迎えられたことと謹んでお祝い申し上げます。
昨年9月の町長選挙におきましては、町民の皆様の温かいご支援により、引き続き町政のかじ取り役をお任せ頂き、改めて、身の引き締まる思いを致しております。
昨年を振り返りますと、年明け早々に最大震度7を記録した能登半島地震をはじめ、8月には日向灘を震源とする地震により、運用を開始して以来初となる南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、災害はいつ起きるかわからないということを改めて痛感致しました。特に半島地域における集落の孤立化が問題視され、伊方町におきましても同様の事態が想定される事から、従来から対応している備蓄品の整備に加え、備蓄用冷凍庫、蓄電池購入支援制度を創設したほか、木造住宅耐震支援や空き家除却の補助制度の拡充、生活用水や応急トイレの確保対策などを行ってまいりました。
今後も町民の皆様が安心して生活を送ることができるよう、各種災害に対応した防災・減災対策にしっかりと取り組んでまいります。
町民の皆様には常日頃からの防災対策に心がけて頂きますよう、お願い申し上げます。
また、本町の最重要課題であります人口減少対策については、働く場所の確保、住居の整備、教育や医療など生活環境の充実策等、取り組むべき課題は山積していますが、これらの課題を前進させることにより、人口減少のカーブを少しでも緩やかにして行きたいと考えています。そのための具体策を、今後策定する「伊方町第3次総合計画」に反映させ、その計画を実行に移してまいります。
時代はめまぐるしく変化しています。世界に目を向けますとアメリカや中東、ヨーロッパや中国、韓国など世界中で大変な変化が起きています。日本においても少数与党による政権運営の危うさが危惧されています。
このような時代の中、情勢を的確に判断し、外部環境の変化に迅速に対応しながらしっかりとした町政運営に努め、町政を力強く前進させてまいりたいと思います。
また、本年4月には新伊方町の誕生から20年を迎えます。この大きな節目にあたり、伊方町の更なる飛躍のため、初心に帰り皆様の声をしっかりとお聞きし、町政の推進に努めてまいります。町民皆様のご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして希望に満ちた年になりますことを、心からご祈念申し上げ年頭の挨拶とさせていただきます。

■伊方町議会議長 菊池隼人
新年、明けましておめでとうございます。令和7年の年頭にあたり、伊方町議会を代表し、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
皆様におかれましては、ご家族お揃いで輝かしい新年をお迎えのことと存じます。新しい年が、皆様にとりまして幸多き一年でありますよう心からご祈念申し上げます。
また、旧年中は議会運営に対しまして、格別なるご支援ご鞭撻を賜り、深く感謝申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、新年早々、能登半島で地震発生、9月には能登半島豪雨による河川の氾濫、土砂災害が多発しました。南海トラフ地震など大規模災害に備えた防災・減災対策は、町の重要な課題となっております。
また、10月の衆議院議員総選挙結果を踏まえ、今後、国の動向を注視する必要がありますが、社会経済は、社会活動の正常化や個人消費も徐々に回復するなど、明るい兆しも見えた一年であったと思います。
本年は、認知症の高齢者に生活の場を提供し日常生活に必要な援助を行う、認知症対応型グループホームの完成、地域振興センター下の町民グランド入口に予定されている、新たな消防署建設が待ち望まれます。
また、町も補助しております、西宇和農業協同組合の広域選果場整備にも期待しております。
一方で、賃金上昇が物価高に追いつかず、食糧自給率、エネルギー自給率が共に低い日本においては、ガソリン、電気及びガスをはじめ、ほとんどの物価が高騰し、家計にも大きな打撃を与え続けていることは、大変深刻な問題です。
町議会としましても各家庭の負担軽減のため、行政と共に様々な施策を展開していく所存であります。
現在、本町における重要課題は、「人口減少・少子高齢化対策、農漁業及び観光振興」などが挙げられます。高齢化が進行し、生産年齢人口が減少する状況下において、町民の皆様の声に真摯に耳を傾け、行政と連携を図りながら、心豊かで住み良いまちづくりの推進に、取り組んでまいります。
今後とも、より一層のご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

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