教育News(ニュース)

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教育Newsでは、伊方町教育委員会の取組や情報、各学校の紹介や教育関係行事等をお知らせします。

■ふるさとの「なかま」とともに　三机小学校
伊方町では、子どもたちの健やかな成長を目的に、保育所・小学校が連携した取組を行っています。小学校入学前後の時期を「架け橋期」と呼びます。保育所から小学校への入学がきらきらとした虹色の橋となるよう、つながりを深めることが求められています。
三机小学校でも、年間を通して、校区の三机保育所との交流活動があります。6月には「お里帰り」。1・2年生が保育所を訪問し、国語の音読や楽器の演奏を披露したり、園児と遊んだりします。小学生になり成長した姿を、園児や保育所の先生方に見ていただく機会となっています。9月は「運動会」。小学生と園児が並んで入場し、開会式を行います。保育所の演技種目が四つあり、幼児から6年生までが同じ場で、地域の皆さんからの声援を受けてがんばります。12月には「わくわくフェスティバル」。1・2年生は大切なお客様に喜んでもらおうと、催しを考え、プレゼントを準備し、保育所に招待状を届けます。当日は、「どんぐりロケット」などのゲームコーナーや工作コーナーがどれも大盛況で、1・2年生はとても満足気でした。園児にとっても、小学校の様子を知る機会になったことでしょう。
他にも、教員と保育士による連絡会や授業参観、七夕会、学芸会などでの交流があります。
三机小学校の合言葉は「なかまとともに」です。同じふるさとで育つ「なかま」である保育所のお友だちとの交流を、これからも続けていきます。

三机小学校　校長　大石友紀

■伊方町指定情報教育推進校　公開授業と情報交換会
12月3日、瀬戸中学校で「伊方町指定情報教育推進校　公開授業及び情報交換会」を行いました。伊方町に1人1台端末が導入されて5年が経過し、町内のどの小・中学校でもICTの活用に慣れた児童・生徒、教職員が増えています。そこで今年度の会は、本校の授業や取組だけでなく、それぞれの小・中学校での取組を基にした情報交換を充実させ、ICTについて学び合う場としました。
ICTをただ活用するだけで学力が伸びるわけではなく、まずICTを使いこなせる技能を児童生徒が身に付けるように粘り強く指導すること、その上で児童生徒に「任せる」場面を増やす授業改善が大切だと感じています。
会に参加していただいた皆様、並びにオンラインで参加していただいた地域の皆様に心から感謝申し上げます。

伊方町立瀬戸中学校　校長　井上武彦

■伊方町教育研究大会を終えて
11月13日、三崎中学校を会場として伊方町教育研究大会が開催されました。「主体的・対話的で深い学びに向かう伊方の児童生徒を育成する」という研究主題に基づいた授業公開や研究発表を行いました。三崎中学校では、この研究大会に向けて、他者と協働して学習課題を解決する対話的な学習活動の実践や、地域とのつながりを大切にしたふるさと学習に力を入れてきました。研究を進めていくにつれて、自分の意見を堂々と表現できる生徒が増えてきたり、地域を愛する心が育ってきたりしていると感じています。
今回、教育委員会の方々や参会の先生方から貴重な助言をたくさんいただきました。ありがとうございました。研究大会は終わりましたが、これからも研究主題の具現化を目指していきたいと思います。

伊方町立三崎中学校　教頭　宇都宮憲二

■音楽に思いをのせて～伊方町小中学校音楽発表会～
11月26日(火)、伊方町民会館の大ホールで伊方町小中学校音楽発表会を開催しました。伊方町内の全ての小中学校が参加し、合唱や合奏などを発表しました。1年生から6年生までの全校合奏を行った大久小学校。瀬戸中学校と三崎中学校は全員参加の合同合唱を披露しました。伊方中学校は文化祭で選ばれた3年生が代表して合唱しました。三崎小学校や伊方小学校の心を一つにした歌声。三机小学校のリコーダーアンサンブルや九町小学校の合奏など、より上手により美しくという目標に向け、力を合わせ全てを出し切った発表でした。最後は部活動として取り組んでいる伊方中学校ブラスバンド部の演奏でしたが、よく仕上がった発表でした。
伊方町は、小中学生や高校生などの音楽活動に大きな力をもらっています。町内イベントでの演奏、地域との合同文化祭での音楽発表。各小学校の文化祭や敬老会での音楽発表などなど。児童生徒の合奏や合唱に多くの人が励まされ、町の活気につながっています。
この日も、児童生徒の皆さんの演奏が会場いっぱいに広がり、笑顔もいっぱいに広がっていました。