今年度、伊方小学校は創立150周年を迎えました。記念行事として、運動会、コンサート、ホームカミングデイin伊方小学校、学習発表会などを行っています。実行委員会を立ち上げ、森元俊介実行委員長のリーダーシップの下、協力と分担を行い進めてきました。子どもたちや保護者の協力を得ながら、キャラクターを決めたり、記念キャップを作成したりしながら、楽しく150周年を祝う心とそれを形にする作業をしてきました。様々な方の力を形に変えながら、創立150周年をみんなで祝うことができたことをうれしく思います。伊方小学校でともに150年目を過ごすことができた喜びを形に残し、未来の伊方小学校に学ぶ後輩たちもそれぞれが過ごす瞬間を大切にしてほしいと願うものであります。今後も160年、170年と歴史を刻み続けてほしいです。
まずキャラクターです。1学期の終わりに募集を始め2学期に入り、全校投票で選ばれたのが、5年生寳榮美凪(ホウエミナギ)さんの「きらり」でした。優秀賞の3点も力作でした。「きらり」をプリントした記念キャップを作成し、現在は登下校に着用している児童もいます。
次に、運動会では実行委員長と会場の皆様で大じゃんけん大会を行いました。豪華賞品を目指して会場全体で大いに盛り上がりました。
メインは「ホームカミングデイin伊方小学校」です。授業公開、記念式典、児童発表、記念講演の4部構成でした。実行委員会で慎重に協議して当日を迎えました。当日の記念式典には来賓の方々にも出席していただき、祝辞や誓いの言葉、キャラクター表彰も行い150周年を祝いました。児童発表では、伊方小学校の歴史などを各学年が工夫して発表しました。記念講演では、伊方小学校卒業生の元女子プロバスケットボール選手の小池真理子氏に「バスケットボールに魅せられて~夢をかなえるために大切な二つのこと~」と題して記念講演をしていただきました。バスケットボールとの出会いや、夢をかなえるために「良い習慣を身に付けること」と「チャンスをつかむための勇気を出すこと」を子どもたちにも分かりやすく経験を基に話していただきました。
これから、学習発表会や記念誌発行を行い、記念事業も結びとなります。特に記念誌は、様々な関係者の方にも御執筆いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。関係者の皆様が築いてくださった歴史と伝統を受け継ぎ、次の伊方小学校を担う皆様にバトンタッチしていけるよう決意新たに前進します。
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