令和7年12月の三崎高校の様子をご紹介します。今月も最西端から最先端の取組を行い、テレビや新聞など多くのメディアに取り上げていただきました。
■「今を創る、未来を変えるトライブ」開催
12月12日(木)、13日(金)の2日間にわたり、本イベント(通称「今トラ」)を開催しました。地域やヒト・モノの魅力を見つけるだけでなく、その発信の仕方について学ぶイベントです。徳島那賀高校、高知清水高校、愛媛県内から小松、今治南、東温、北条の4校を招き、三崎高校を入れた7校の代表が、「What is 地域/Why is 地域」をテーマとして、伊方町を舞台に、自分以外の意見を取り入れ、新たな発想へと展開していく「コンテクスト・シフティング力」の向上に励み、次世代のリーダーとして資質を磨きました。
各校から参加した4人ずつの生徒がバラバラになるように班を編成し、初日は佐田岬半島ミュージアムを本部として、各班が伊方町の6集落(三崎・二名津・大久・三机・九町・湊浦)へフィールドワークに出かけました。各地域に住むプロフェッショナルなガイドさんが地域を案内してくださり、地域理解を深めました。その活動の成果として2日目は、愛媛大学の学生メンターのサポートを受けながら、ポロライド写真3枚をもとにプレゼン発表を行いました。愛媛大学をはじめ多くの先生方にお越しいただき、助言いただくなど、これまでにない経験をしながら2日間にわたって行われたこのイベントは、プレ実施した昨年に続き、参加した生徒たちにとって鮮やかなアイデンティティを感じ、他者からインスパイヤする忘れられない日となりました。今後とも伊方町唯一の高校として町に貢献し、人材育成を目的としたイベントとして、よりパワーアップしていきたいと思います。最後になりますが、ご協力いただいた町民の皆さま、大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。
■優秀賞(全国2位)の報告会
今トラ2日目の13日(金)、本校2年生の「さだ岬爆誕」チームは、先日東京で行われた「地方創生☆政策アイデアコンテスト」で優秀賞を獲得(1月号で紹介)したことを町長に報告しました。高門町長からは「町長として誇らしい」との賛辞もいただき、生徒たちはもちろん我々教職員も、喜びをかみしめるとともに、次なる決意を新たにしました。「みさこう 最高 さあ行こう!―最西端から最先端へ―」を合言葉として、地域の皆さまとともに、生徒、教職員全員で取り組んでまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>