市内の小・中学校では、児童生徒の健全育成やいじめ・不登校の未然防止を図るために、家庭や地域、関係機関とのつながりを深めてきました。その取組を隔月で紹介します。
■宮内地区の子どもたちの楽しみは?
~「要田公園まつり」と「三世代ふれあい運動会」~
宮内小学校
宮内小学校の児童が楽しみにしているイベントといえば、宮内地域づくり協議会が主催する「要田公園まつり」と、宮内地区社会福祉協議会が主催する「三世代ふれあい運動会」です。毎年、100人以上の児童が参加し、楽しく充実した時間を過ごしています。
「要田公園まつり」では、役員やボランティアの方が作る「焼きそば」「から揚げ」「フライドポテト」「かき氷」が児童たちのお目当て。手頃な価格で購入できるので、児童たちは列をなして待っています。
一方、「三世代ふれあい運動会」は、競技に参加するたびに景品のお菓子が増えていく魅力的なイベント。特に、最後の「お菓子まき」は、児童だけでなく高齢者や保護者も、必死の形相でお菓子を奪い合う人気競技です。児童たちは持ってきた袋に入りきらないほどのお菓子を抱えて、満足げに帰っていきます。
これら2つのイベントは、「地域の子どもたちを楽しませたい」という主催者の熱意があってこそ成り立っているイベントです。イベント終了後に児童たちが感謝の気持ちを込めて書いた手紙は、公民館入口のボードに写真付きで掲示していただいています。このボードは、見るたびに「学校と地域との絆」を感じることができる素敵なボードです。来年の活動が、今から楽しみです。
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