市内の小・中学校では、児童生徒の健全育成やいじめ・不登校の未然防止を図るために、家庭や地域、関係機関とのつながりを深めてきました。その取り組みを隔月で紹介します。
■小・中学校のつながり
~里帰り保内塾の取り組みを通して~ 喜須来小学校
喜須来小学校は、夏季休業中に行った「里帰り保内塾」を紹介します。
これは、中学2年生が母校に帰り、小学5・6年生に学習を教える活動です。中学生は、久しぶりの母校に懐かしさを覚えたり、大きく成長した小学生との再会に嬉しさを感じたりします。今年度も、小学生は、身近なお兄さん・お姉さんだった中学生と再会することに喜びを感じていました。会の始まりから和気あいあいとした雰囲気で、優しく学習を教えてもらうことができ、子どもたちからは、「苦手なところを分かりやすく教えてもらった。」「中学生が上手に教えてくれたので、苦手な教科の勉強がいつもよりたくさん進んだ。」などの感想を聞くことができました。
今後も、このような「関わりを大切にした体験活動」を進めていき、ふるさとを愛し心豊かに生きる子どもたちを育てたいと思います。
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