■マイナ保険証の活用
八幡浜地区消防署では、7月12日~9月11日にかけて、マイナンバーカードの健康保険証(マイナ保険証)を活用した救急業務(マイナ救急)の実証事業を実施しました。近年、救急出動の件数や、通報を受けてから医師に引き継ぐまでの時間が増加しています。この実証事業は、マイナ保険証を活用することで、傷病者情報を正確かつ早期に把握し、救急活動の迅速化・円滑化を目的としています。
01 活用イメージ
(1)マイナ保険証の所持を確認
(2)本人確認(目視)
(3)本人同意(口頭or意識不明等に限り同意不要)
(4)タブレットからオンライン資格確認等システムにアクセスして情報閲覧
02 期待される効果
・病気やけがで苦しむ本人や、気が動転している家族が病歴や通院歴、服薬情報などを説明する必要がなくなる
・病院の選定や搬送時間が短縮でき、搬送中の応 急処置を適切に行える
・搬送先病院で治療の事前準備ができる
03 マイナ保険証の携帯にご協力ください!
実際に、実証事業を実施した全国の救急隊員の声には、
「高齢者夫婦では病歴や服薬情報があいまいな時もあり、確信を得るために役立った」
「難聴で話が聞き取りにくかったが、マイナ保険証で薬や普段のバイタルサイン(体温や血圧など)を把握できた」
など、効果的な活用事例がありました。
いざという時のために、マイナ保険証の携帯にご協力ください。
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