■最後まであきらめない
7月29日、九州北部で開催された全国高校総合体育大会(以下、インターハイ)において、陸上女子5,000m競歩決勝で岡田佳乃さん(川之石高校)が県記録を更新する23分32秒01で3位入賞を果たしました。
岡田さんが競歩を始めたきっかけは、競歩選手だった7歳上のお姉さんが出場したインターハイで失格となり「姉の代わりに私がゴールする。」と思ったこと。
実際、この決勝戦でも先頭集団から失格者が数人出るほどのレース展開でした。高いレベルになればなるほど順位がめまぐるしく入れ替わり自分の順位も分からなくなることがあります。
そんな緊張感や緻密な戦術が求められる競歩。顧問の池田先生によると岡田さんは「朝晩は独自に走りの練習をこなしている。弱音を吐かず、最後まであきらめない強さがある。」とのこと。岡田さん自身も「自分はメンタルが強いと思う。練習した分、結果が出ることが楽しい。これからも競歩を続けていきたい。」と笑顔で話してくれました。
◇岡田佳乃(おかだかの)
Profile:保内町宮内出身。県立川之石高等学校3年生。
中学校ではバスケットボール部に所属。
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