市内の小・中学校では、児童生徒の健全育成やいじめ・不登校の未然防止を図るために、家庭や地域、関係機関とのつながりを深めてきました。その取り組みを隔月で紹介します。
■学校と地域をつなぐふるさと先生
松蔭小学校
本校には、大勢の「ふるさと先生」がいます。「ふるさと先生って何?」と思われる方もいることでしょう。「ふるさと先生」とは、本校の教育活動や地域行事などで、さまざまな形で子どもたちに関わってくださる地域の方・保護者の方々の総称です。1学期は、三世代運動会や茶道教室を開いていただきました。夏休みには、サマースクール、七夕飾りなどの体験活動を行ってくださいました。2学期は、お四国山散策、地域ふれあい交流会、3学期は、七草がゆの会など、子どもたちが楽しみにしている行事をたくさん計画してくださっています。これらの活動の中心になっているのが、松蔭地区公民館です。さまざまな活動を通して地域のよさや伝統行事のすばらしさなどを子どもたちに伝えてもらっています。
今年度も10月31日に、地域ふれあい交流会を行いました。交流会では、地域の方と話をしながら、昔懐かしい遊びをしたり、手作りの作品を作ったりと、とても心地よい時間が流れ、子どもたちの笑顔をたくさん見ることができました。
地域の方の温かさ、地域の文化のすばらしさを感じて育った子どもたちが、将来はふるさとで活躍し、次のふるさと先生になってくれることを期待しています。
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