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愛媛県内子町

■公平・公正な選挙の執行に尽力 伊達祥一さんに総務大臣表彰
長年にわたり内子町選挙管理委員会委員を務めている伊達祥一(しょういち)さんが、4年7月10日に行われた第26回参議院議員通常選挙において総務大臣表彰を受けました。
伊達さんは平成25年から同委員となり、29年2月からは委員長に就任しています。現在、委員長2期目で、選挙時には各投票所の巡回や、ミスのない開票がされるよう努めるなど、公平・公正な選挙のための適正な管理に尽力しています。今回は、その功績が認められての受賞となりました。
愛媛県南予地方局で表彰状が伝達され、「受賞は選挙に対する町行政の姿勢や、関係者らの協力によるもの。今後も委員長の責任を果たし、任期を全うしたい」と気持ちを新たにした伊達さん。有権者には「地方の暮らしを良くするための大切な一票。無駄にしないよう投票所に足を運んでほしい」と呼びかけました。

■内子町の和蝋燭職人の大森さん 県政発足150年に名誉の受賞
愛媛県政発足150年式典が2月20日、県民文化会館で開かれ、大森太た郎ろうさんが県政発足記念日知事表彰を受けました。
同賞は県行政の振興に対して特に功績が顕著な人々を顕彰するもので、大森さんは和蝋燭(ろうそく)の保存伝承に尽力していることが認められました。蝋を何度も手塗りして乾かし、年輪状に太らせていく和蝋燭は、県指定伝統特産品にも指定されています。
大森さんは「素晴らしい賞で、先代の父も喜んでいると思う。これからも根気強くコツコツ頑張りたい」と笑顔で話しました

■社会のために私たちができること内子中の生徒が救援金を町に寄託
トルコ・シリア地震で被害に遭った人々の力になりたいと3月3日、内子中学校のエコ委員の德田彩音(あやね)さんと納堂大空(そら)さんが町長室を訪れ、救援金4070円を町に寄託しました。
同校ではアルミ缶やエコキャップを回収していて、収益金をボランティア活動などに使っています。エコ委員長を務める納堂さんは「被害の大きさを知り、私たちに何ができるかを考えた。少しでも力になれば」と思いを語りました。募金箱は5月31日まで役場本庁住民課に設置しています。

■内子の自然環境を学ぶ一助に――NPO法人が活動成果を本にして寄贈
環境学習などに取り組むNPO法人「内子未来づくりネットワーク」が3月10日、『内子の川の生きものハンドブック』300冊を、町内の小学校などに寄贈しました。
この本は、同法人が三浦保(たもつ)愛基金を活用して令和2~4年に町内で実施した、水生生物観察会の成果をまとめたもの。参加した児童たちが見つけたカゲロウやトンボなど68種類を掲載しています。代表の小野里枝美(りえみ)さんは「環境学習に利用し、小田川などの自然を守る気持ちを持ち続けてほしい」とメッセージを送りました。

■内子らしさあふれる建物と長年の美化活動に「景観まちづくり賞」
「令和4年度景観まちづくり賞」が決定し、3月16日に町長室で受賞者に表彰状が贈られました。
同賞は内子町の良好な景観形成に貢献した個人・団体を表彰するもので、今年は建築部門で横田酒店、啓発活動部門で河野杉雄(すぎお)さんが受賞しました。横田酒店は漆喰やなまこ壁で仕上げた美しいデザインが高く評価されました。所有者の横田光敏(みつとし)さんは「店の100周年に栄誉ある賞をもらいうれしい。内子の酒文化を広げる拠点になれば」と喜びを語りました。
※河野さんは36ページの住人十色で紹介しています。

■地域の温かさ、小田分校生の笑顔――小田の魅力を伝えに奔走した3年間
3月末で3年間の任期を終える地域おこし協力隊の小田原希実(のぞみ)さんの活動報告会が3月19日、文化交流センタースバルで行われました。
小田原さんの主な任務は小田分校の魅力づくり。教育プログラムの立案や寮の環境整備などをして、町内外からの入学者数を増やすことに力を入れてきました。2年連続で入学者数が31人を切ると廃校になる危機的状況の中、小田原さんの活動が実を結び、4年度には39人が入学しています。
報告会で小田原さんは「温かく見守ってくれた皆さんのおかげで、活動を続けられた。その温かさや明るくまっすぐな生徒たちはかけがえのないもの。今後も小田分校の魅力化に携わっていきたいので、このすてきな学校がどうすれば残せるのか、一緒に考えてもらえるとうれしい」と思いを語りました。

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