■80代の現役、テニスではつらつプレー
髙橋 性壽(せいじゅ)さん(87)[中町]、田中 光(あきら)さん(82)[平野]
「テニスが楽しくて生きがい」と笑い合うのは、髙橋性壽さんと田中光さん。ソフトテニス協会に所属する80代の現役プレーヤーで、髙橋さんは最高齢です。二人は共に20年以上テニスを続けてきました。
練習は週2回、小田川河川敷のコートで行い、軽やかにラケットを振る姿は年齢を感じさせません。田中さんは「メンバーには若い子もいて和気あいあいとした雰囲気。ここに来ると心も若返る」とにっこり。髙橋さんも「練習では私たちも楽しめるよう、みんなが気遣ってくれる。いい仲間に恵まれたおかげで、この年まで元気に続けられている」と語ります。
二人は今、11月26日に内子運動公園で開かれる「クボコム杯」に向けて練習に励んでいて、髙橋さんは「小・中学生も参加する大会で交流が楽しみ」と声を弾ませます。試合のペアは当日抽選で決まるそうで、「誰と組むかもドキドキ。もし私たちが組めば合わせて169歳。最年長ペアで戦うのも面白い」と笑う二人。最後に「試合では一生懸命プレーし、思いっきり楽しみたい」と目を輝かせました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>