■地域の先輩に学んだ、挑戦することの大切さ 中学生が将来を考える「大瀬未来塾」
地域の先輩から話を聞き郷土愛を育む「大瀬未来塾」が10月16日、大瀬中学校で開かれました。(株)内子フレッシュパークからりの山口佳一(けいいち)さん(程内地区出身)が講師となり、ドイツで3年間修業をしたソーセージ作りなどを紹介。山口さんは「目標や夢、趣味を持っていろんなことにチャレンジして。常にポジティブに考えて良いことをすれば自分に返ってくる」と生徒らに呼びかけました。
■30年以上続く紙漉き体験 小学生が卒業証書用の和紙作り
町の伝統工芸を知ってもらおうと、町内各小学校の6年生が卒業証書用の和紙作りを和紙工房ニシオカで体験しました。11月9日には立川小と大瀬小の計14人が参加。「水の中がとろとろして気持ちいい」と作業を楽しみました。合併前から紙漉(す)きを教える西岡芳則(よしのり)さんは「大人になっても卒業証書を大事にしていると聞くとうれしい。地元の仕事に興味を持ってもらえれば」と語りました。
■サイクリングと内子の秋を満喫「第3回内子グループライド」
県内各地で自転車イベントが開かれる愛媛サイクリングの日に合わせて「内子グループライド」が11月11日、内子町内で開かれました。参加者は小田方面と石畳方面の2コースに分かれて、それぞれ地域の風景を楽しみながら汗を流しました。石畳清流園などを巡った好竹賢祐(けんすけ)さん[砥部町]は「目的地があると自転車はより楽しい。内子は見どころが多くて大満足」と話しました。
■伊予決戦で1万1,128人が熱狂 愛媛FCマッチタウンゲーム
サッカーJ3の愛媛FCとFC今治の一戦が11月11日、ニンジニアスタジアムで行われました。当日は内子町のマッチタウンデーとして凧あげ体験コーナーを実施した他、試合前のセレモニーでは町内のスポーツ少年団の子どもたちが、選手と共に入場するエスコートキッズなどで活躍しました。試合は1対0で愛媛FCが勝利し、リーグ優勝が決定。見事J2への昇格を果たしました。
■芝居小屋を生かした演出でリバイバル 地元劇団が快作「コーネリアス」公演
劇団オーガンスの活動29周年記念公演「コーネリアス」が11月11・12の両日、内子座で開かれました。平成25年に初公開された本作は、冥界を舞台にした死神と亡くなった妻とのラブストーリー。熱い演技とこだわりの音響や照明、舞台のせりを使った演出などで魅了しました。来場者は「何役もこなす人がいてすごい」「面白くて、あっという間の70分間だった」と満足そうでした。
■いきいきプレーで交流を深めた1日 年に1度の「内子町長杯クロッケー大会」
「内子町長杯クロッケー大会」が11月14日、内子運動公園で開かれました。町内の老人クラブから35チーム約130人が参加。プレーに一喜一憂しながら楽しいひとときを過ごしました。優勝した第一寿楽会Aチーム(内子地区)の皆さんは「念願の初優勝。練習の甲斐があった」と喜びました。上位2チームには6年2月に開かれる愛媛県老人クラブスポーツ大会への出場権が与えられます。
■歌や読み聞かせで伝えた絵本の世界「読書活動研究集会」を開催
「第48回読書活動研究集会」が11月14日、内子座で開かれ、113人が参加しました。小学生らの読書感想文や、幼稚園での活動事例が発表された後、絵本作家の長谷川義史(よしふみ)さんとあおきひろえさんが「絵本で子どもたちに伝えたいこと」と題して講演。読み聞かせとウクレレ演奏を組み合わせた「絵本ライブ」などユニークな本の楽しみ方が披露され、参加者は本の世界を堪能しました。
■自分や家族の命の大切さを考えよう 小田中で「いのちの授業」
中学生が子育て中の親子と交流する「いのちの授業」が11月17日、小田中学校で開かれました。全校生徒24人が保護者から育児の楽しさや大変さを教わった他、赤ちゃんを抱っこしたり、おもちゃであやしたりして、命の尊さへの理解を深めていました。3年生の黒田涼介(りょうすけ)さんは「将来はしっかり子どもの面倒を見て、育児を手伝えるようになりたい」と話しました。
「うちこ往来」は身近な町の情報を伝えるコーナーです。皆さんからの情報をお待ちしています。
問合せ:総務課 広報・広聴係
【電話】0893-44-6151
<この記事についてアンケートにご協力ください。>