住人十色 第163回

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■愛媛県選抜チームで全国ベスト8　経験を糧にさらなる飛躍を誓う
相原　悠飛(ゆうと)さん(小田中3年)(鈴ノ子)

相原悠飛さんが「第19回都道府県対抗全日本中学生ソフトボール大会」に愛媛県選抜チームの選手として出場し、ベスト8の成績を収めました。
愛知県代表を破って迎えた準々決勝、相原さんは1点を追う最終回に、1アウトランナー無しの場面で代打として出場。「とにかく塁に出る」と臨むも岡山県選抜の左ピッチャーに抑えられ、「緊張もあったけれど、自分の力を出し切れなかった」と悔しさをにじませます。それでも初めての選抜チームでの経験を「みんなレベルが高く、守備もすごく鍛えられていた。一緒に練習できたのは貴重な時間だった」と振り返ります。
普段は松山市のクラブチーム「愛媛ウエストジュニア」で活動する相原さん。「みんな個性があって楽しい」というチームの2番バッターです。「出塁してチャンスを作ったり、後を打ついいバッターにつないだりするのが自分の役割」と話し、7月に開かれる中学生最後の大会に向けて練習に励んでいます。「昨年はライバルチームに敗れて全国大会を逃した。先輩たちが果たせなかった全国出場を、今度こそつかみ取りたい。どんな場面でも積極的にプレーして、100%の力を出し切りたい」と力を込めました。