コラム*ねんきん瓦版

26／38

■保険料の納付が難しいときは―　国民年金の保険料免除・猶予制度
5年4月から6年3月までの国民年金保険料は、月額1万6,520円です。保険料が未納のままだと、将来的に老齢基礎年金を受けられない場合や、不慮の事態で死亡したり障がいが残ったりしたときに「障害基礎年金」や「遺族基礎年金」が受けられない場合があります。経済的な理由などで保険料を納めることが難しいときは、「免除制度」や「納付猶予制度」をご利用ください。
◇保険料免除制度とは
本人と世帯主、配偶者の前年度の所得が一定額以下の場合や、失業した場合などで、保険料の納付が難しいときに利用できる制度です。本人が申請して承認されると納付が免除されます。免除される額は、「全額」「4分の3」「半額」「4分の1」の4種類です。

◇保険料納付猶予制度とは
本人の年齢が50歳未満で、本人・配偶者の前年度の所得が一定以下の場合には、本人が申請することで保険料の納付が猶予されます。将来の年金額には反映されませんのでご注意ください。

◇制度を利用するためには申請が必要
内子町役場本庁、内子分庁、小田支所で申請できます。申請は7月1日から受け付けています。

◇その他
・学生は「学生納付特例制度」をご利用ください。
・免除申請は、申請時点の2年1カ月前の月分までさかのぼることができます。
・失業を理由に申請するときは、雇用保険受給資格者証や離職票などをお持ちください。

問合せ：
住民課国民年金係【電話】0893-44-6152
松山西年金事務所【電話】089-925-5105