TOWN’S STAR 内子町の人☆キラリ

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■地元ではじめた小さなお菓子屋さん
宮岡　里菜(りな)さん(33)(柿原)

4月に柿原川近くの住宅地にオープンした「小さなお菓子店mimi(ミミ)」。ウサギ型のクッキーや季節の果物が入ったフルーツケーキが、かわいくておいしいとSNSなどで話題を呼んでいます。店主は宮岡里菜さん。3月までは高校の家庭科の先生でした。「ずっと教師をする生き方もいいけれど、いろいろな働き方がしたかった」とにっこり。大好きなお菓子で起業しました。
「こだわりは極力添加物を使わず、体に優しいものを使うこと。内子の果物はどれもおいしいから、その自然な質のいい甘さを生かしたい」と、宮岡さんは思いを語ります。「昔住んでいた家を改修したけれど、地元を長く離れていたので不安だった」と明かす宮岡さんですが、知人や友達がたくさん来てくれたり、近所の人が迷っているお客さんの道案内をしてくれたりするそうです。「皆さん優しくて、温かくて、ありがたい」と感謝しています。「まだ始めたばかり。一つ一つ丹精込めて作ったお菓子をたくさんのお客さんに届けたい」と笑顔をこぼしました。