住人十色 第166回

32／34

■最後まで明るく全力でプレーチームワークでつかんだ全国ベスト8
池田龍平(りゅうへい)さん(大瀬中3年)[宿茂]、相原悠飛(ゆうと)さん(小田中3年)[鈴ノ子]、船本烈凰(れお)さん(同2年)[宮原]

「愛媛ウエストジュニア」に所属する池田龍平さん、相原悠飛さん、船本烈凰さんが、8月に開かれた「第23回全日本中学生ソフトボール大会」に出場し、ベスト8の成績を収めました。
池田さんと相原さんは2回目の全国の舞台への挑戦です。初戦に勝利して迎えた準々決勝の相手は優勝候補の大阪のチーム。全国レベルの相手との対戦に、池田さんが「初球から積極的に打ちたかったけれど、うまく抑えられた」と悔しさを語ると、相原さんは「最終回の2アウトで打席が回った。絶対に後ろにつなごうと必死だった」と続けます。初めての全国大会でセンターを守った船本さんは「送球がそれて先制され、流れが相手にいってしまった。もっといいプレーができていれば」と、それぞれ印象に残る場面を振り返ります。
チームについて「どこよりも雰囲気がいい」と話す3人。大事な局面では池田さんが大きな声で選手を鼓舞し、相原さんは積極的なプレーでチームを勢いづけてきました。3年生の引退後も、このムードを受け継いでいくのが船本さんの目標です。最後に3年生の2人から船本さんへ「来年こそは全国優勝」と笑顔でエールを送っていました。