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愛媛県内子町

■「特殊詐欺に気を付けて」高校生デザインの防犯うちわを作成
大洲警察署が高校生と協力して初めて作成した9種類900枚の「防犯うちわ」がこのほど完成し、披露会が7月20日、同署内で行われました。
この防犯うちわは詐欺被害防止を啓発するため、同署管内の高校生がイラストを考案。内子高校の美術部員11人は1作品ずつ、「振り込む前に家族に相談」などのメッセージを添えたイラストを描きました。うちわは後日、部員と内子町防犯協会の皆さんが町内のスーパーなどで訪れた人に配布しました。
部長の堀井彩未(あみ)さんは「分かりやすくて目に留まるデザインを心がけた。日常的に使ってもらい、もし怪しい電話がかかってきたら詐欺かもしれないと、うちわを見て思い出してくれたら」と期待を寄せていました。

■戦争の恐ろしさを忘れないため―各自治センターで原爆パネル展
「平和記念原爆パネル展」が7月31日から9月3日まで、各自治センターを巡回して開かれました。戦争の悲惨さや平和の尊さを考える機会にするため、原爆に関する写真や絵画などのパネル約30点を公開。熱線で焼かれた傷跡や破れた衣服など、被害の大きさを生々しく伝えていました。
展示を見た我トシエさん(89)[内子9]は「大人も目を背けたくなる光景だが現実に起きたこと。子どもたちにもしっかり見てもらい、心の中に留めておいてほしい」と願いました。

■歴史ある町を訪れて手に入れよう「歴まちカード」内子版が完成
歴史まちづくりに取り組む都市の風景や情報を紹介する、カード型パンフレットの「歴まちカード」(四国地方整備局作成)の内子版が完成し、8月1日からビジターセンター、木蠟資料館上芳我邸、歴史民俗資料館の3カ所で配布しています。
内子町は「歴史的風致維持向上計画」を策定し、令和元年6月に国からの認定を受けています。国土交通省や各地方局が認定された全国90都市のカードを制作中で、四国では内子町を含めた4都市が初めての配布となりました。

■熟練の技で見せる伝統芸能の奥深さ 内子座で味わう文楽公演
「内子座文楽第24回公演」(同実行委員会主催、横田光敏(みつとし)実行委員長)が8月19・20の両日、内子座で開かれました。
出演したのは太夫の豊竹呂太夫(ろだゆう)さん、三味線奏者の鶴澤清介(せいすけ)さん、人形遣いで人間国宝の吉田和生(かずお)さん、桐竹勘十郎(かんじゅうろう)さん、吉田玉男(たまお)さんなど豪華な顔ぶれ。事前にリクエストで選ばれた演目を上演しました。午前の部は「壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)」から「沢市内(さわいちうち)より山の段」、午後の部は「曽根崎心中(そねざきしんじゅう)」から「天満屋(てんまや)の段」「天神森の段」などが披露されました。
「壺坂観音霊験記」は明治時代に作られた演目で、盲目の沢市とその妻・お里(さと)の物語。沢市の目が治るようにと夫婦で観音堂を参拝する場面を通して、互いを思い合う様子が感動を呼んでいました。
近松門左衛門が原作の世話物「曽根崎心中」では、西予市出身の吉田和生さんが天満屋のお初(はつ)を熱演。徳兵衛(とくべえ)への一途な愛情を人形の繊細な動きで表現し、訪れた文楽ファンを魅了しました。

■小学生力士たちが真剣勝負 恒例の「内子町子供相撲大会」
「第17回内子町子供相撲大会」が8月8日、内子スポーツセンターで開かれ、町内の小学生53人が出場しました。団体戦は3人制で低学年・高学年に分かれて対戦。児童たちは力強い立ち合いや互いに譲らない一生懸命な取組を見せて、客席を沸かせました。
団体の部では低学年は内子小、高学年は五十崎小が見事優勝。個人の部の優勝者は次の通りです。
※詳しくは本紙をご覧ください。

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