文字サイズ
自治体の皆さまへ

うちこ往来

5/33

愛媛県内子町

■楽しみいっぱい、笑顔もいっぱい「東自治センターまつり」開催
「内子東自治センターまつり」が11月19日、同センターで開かれました。管内の自治会が焼きそばや花の苗などを販売したほか、保育園児と小学生の作品展示、フリーマーケット、サンドアート体験などを実施。約400人の来場者は充実した内容に大満足の様子でした。同センター館長の武知修一(しゅういち)さんは「コロナ禍前のようなにぎわいと、皆さんの元気を感じられてよかった」と話しました。

■子どもたちが受け継ぐ技と文化 町内外の伝統芸能を堂々披露
「内子町伝統芸能まつり」が11月26日、内子座で開かれました。10回目となる今回は、大瀬地区に伝わるしゃぎりと獅子舞、高校生による和太鼓、こども狂言などを披露。大分県で活動する荻町こども神楽クラブも特別出演し、体を大きく使った迫力の演技で魅了しました。来場者は「熱心に練習したのが伝わってくる」「子どもたちの頑張っている姿に感動した」と感想を述べました。

■人気落語家が内子座で熱演 プロの話術で魅せた「立川志らく独演会」
落語家・立川志(し)らくさんの独演会が12月9日、内子座で開かれました。志らくさんは3回目となる内子座公演で、古典落語の「笠碁(かさご)」、「芝浜」などを披露。師匠や他の落語家とのエピソードを面白おかしく紹介するなど、表情豊かで巧みな話芸に会場は笑いに包まれていました。来場者は「名人芸を楽しませてもらった」「生で聞く落語の臨場感に聞きほれた」と笑顔を見せました。

■新年のあいさつは手作りの温もりと――和紙と版画で作る年賀状
和紙を使った年賀状作りが12月10・16の両日、五十崎凧博物館で開かれました。参加した延べ12人は講師の山田きよさんに教わり、シルクスクリーン版画の技法ではがき作りに挑戦。手作りの良さを感じる作品が完成しました。友人と参加した西本開次(かいじ)さん(16)[上村]は「版画は初めてで、刷り上がりにワクワクした。完成した年賀状は友達に送りたい」と満足そうでした。

■みんなで新しい年の準備をしよう 毎年恒例の門松づくりを開催
「内の子ふれあい会門松づくり」(内子自治センター主催)が12月16日、同センターで開かれました。20年以上続く恒例行事で、管内6自治会の住民や内子小・中・高校生など約100人が参加。寒空の下、慣れた手つきで竹を切ったり松や南天を飾り付けたりして、1時間ほどで12対の大きな門松を作製しました。完成した門松は1月上旬頃まで各自治会館や学校などに飾られます。

■嶋太夫さんがつないだ熊本・山都と内子の縁 江戸時代から伝わる「清和文楽」が内子座へ
熊本県山都町に伝わる「清和(せいわ)文楽人形芝居」の公演が12月16日、内子座で開かれました。山都町は内子座文楽でも活躍した人間国宝・故豊竹嶋太夫(しまたゆう)さんと親交があり、その縁で今回の舞台が実現しました。遺族から両町へ寄贈された衣装や見台などを使用し、嶋太夫さんが演技を指導したオリジナルの演目『雪おんな』などを披露。客席を奥深い人形浄瑠璃の世界に引き込んでいました。

■地域名物を名人に学ぼう 石畳小の子どもたちがそば作りに挑戦
石畳小学校のそば打ち体験が12月18日、同校で行われ、全校児童10人が参加しました。児童らは地域でそば作りをする亀田強(つよし)さんらの指導で、これまでに種まきや刈り取りも体験。今回は臼での粉ひきや生地のこね方、切り方を教わりながら、おいしそうなそばを完成させました。3年生の山田朝陽(あさひ)さんは「毎年楽しみな行事。去年より上手に切れてうれしい」と笑顔で話しました。

■まちの宝を守るには、まず知ることから 文化講座「コミカレ」シンポジウム
コミュニティ・カレッジのシンポジウムが12月21日、内子自治センターで開かれました。「文化遺産の現在と未来」をテーマに、愛媛大学・渡邉敬逸(ひろまさ)准教授らが登壇。考古学や民俗学などの視点から、人口減少が文化財保護に与える影響について議論しました。主催した森長照博(てるひろ)さんは「一人一人が明るいまちづくりに向けて行動するきっかけになれば」と思いを語りました。

「うちこ往来」は身近な町の情報を伝えるコーナーです。皆さんからの情報をお待ちしています。

問合せ:総務課 広報・広聴係
【電話】0893-44-6151

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU