■「食」で地域の健康づくりに貢献
竹内公子(きみこ)さん(87)[中川西]
「内子町食生活改善推進協議会」の一員として、長年にわたり地域の健康づくりに励んできた竹内公子さん。このたび、その活動が評価され、愛媛県食生活改善推進連絡協議会より感謝状が贈られました。
「料理が好きで、家族の健康を支えることにもなると思い活動を始めた。食を通じた交流が楽しくて続いている。気付けば私が最年長」とほほ笑む竹内さん。合併前の小田町では会長を務めたこともあり、食育の啓発や研修会の参加など、積極的に取り組んできました。87歳の今も毎日台所に立つという竹内さんは、「学んだ事は食卓に取り入れ、旬の野菜を使った食事や、塩分控えめを心がけている。おかげで、この年まで元気でいられるのかも」と感謝します。
竹内さんの受賞を一番に喜ぶのは同会の仲間たちで、「いつまでも生き生きと活動する姿はすてき」と慕います。竹内さんは「私1人の力ではなく、みんなでもらった賞。楽しく活動できるよう、いつも気遣ってくれてありがとう。体が動く限り、みんなと食の大切さを地域の人たちに伝えられたら」と語りました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>