「私の元気のもと、栄養のもと」
船田 英美(ひでみ)さん(59)[平成]
若い頃にやっていたレクバレーを4年ほど前に再開しました。日々、健康が第一とは思いながら何年も運動から遠ざかっていたところを、近所の人に誘ってもらいました。「体は動くかな」と不安に思いながら体育館へ行くと、年上の人が多い――というか私が最年少。皆さんの元気いっぱいに楽しくバレーをする姿に引っ張られ、すぐに不安はどこかへ消えてしまいました。「すごい、すごい」「惜しい」の声かけや休憩中のおしゃべりなど、笑顔の絶えない時間に体も心もリフレッシュできています。私の元気のもとです。
そして、心の栄養のもとになっているのが20年以上続けている俳句です。娘たちが小さい頃、一緒に参加した「親子俳句教室」がきっかけで句会に参加するようになりました。句会では2カ月に1回、みんなで俳句を持ち寄り、好きな俳句を選び、それについて感想を伝え合います。俳句を作るのは一苦労しますが、仲間たちとのディスカッションが楽しい時間なのです。一つの俳句に対しても、人それぞれ感じ方や捉え方が違います。共感したり、感動したり、新しいことを知ったり――。たまには話が脱線することもあり、いろいろな会話をして大笑いしながら会を終えるのです。頭をフル回転させる充実の時間です。
自然豊かなこの内子で、四季を感じながら俳句を作ったり、身体を動かしたりできる喜びを大切に、これからも元気に心豊かに過ごしていきたいです。
次は、山岡晶子さん[岡第2]にお願いします。
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