■ふるさとの味を召し上がれ お山の学校ながたで恒例の「食の文化祭」
里山で秋の味覚を堪能する「長田食の文化祭」が10月20日、お山の学校ながたで開かれました。郷土料理の団子汁が振る舞われた他、手作りこんにゃくや餅の販売、背負子(しょいこ)に乗せた新米などが当たる抽選会も実施。恒例の釜揚げうどんは行列ができる盛況ぶりでした。長田自治会長の太田利栄(としえ)さんは「この地域と食を、ゆっくりと楽しんでもらえたらうれしい」とほほ笑みました。
■伝統のものづくりの技が光る和紙の魅力と作家の思いを伝える作品展
和紙の魅力を伝える「第20回和紙創作展」(内子町商工会界隈づくり委員会主催)が10月26・27の両日、ギャラリー天神館で開かれました。今回はバショウ和紙をテーマに、各作家が折り紙クラフトの展示やギルディング体験などを、愛媛大学社会共創学部が研究発表を実施。主催した大森陸雄(りくお)さんは「創意工夫に満ちた作品を通して、ものづくりの伝統を伝えていけたら」と話しました。
■臼杵三島神社で秋の例大祭 住民と学生らが継ぐ伝統の舞を奉納
臼杵地区の秋祭りが10月27日、臼杵三島神社で開かれ、五穀豊穣や無病息災を祈る舞として伝わる獅子舞とおねりが奉納されました。同地区では人手不足により途絶えかけていた獅子舞とおねりを残そうと、10年前から愛媛大学の協力を得て、その継承に取り組んでいます。今年は地域住民や同大学OBに加え、内子高校小田分校生も一緒に演目を披露し、訪れた人々を楽しませました。
■伝統文化継承のための学びの時間 内子高校の総合的な学習で「凧作り体験」
総合的な学習の一環で「凧作り体験」が10月30日、内子高校で行われました。同校では凧作り職人・都築健司(けんじ)さんに教わり、通年で凧文化の調査や凧文字制作などを実施。今回は都築さんが「飛ぶか決まる大切な作業」と話す「根付け」「弓張り」を行い、完成した凧を大空に飛ばしました。浅倉真凜(まりん)さん(3年)は「単純そうな作業にも飛ばす工夫があり、奥深い」と振り返りました。
■秋風とともに駆け抜ける爽快感――自転車イベント「内子グループライド」
愛媛サイクリングの日に関連した「内子グループライド」が11月9日、小田地域で開かれました。上川地区を巡る初心者向けのコースや、林道を走るグラベルコースも登場。紅葉や棚田の風景を楽しみながら心地よい汗を流し、ゴール後には足湯で疲れをいやしました。参加者からは「みんなと同じ景色を見て走ると楽しい」「自然が心地よく、リフレッシュできた」などの声が聞かれました。
■店舗の魅力が伝わる商品がいっぱい「第32回内子ワンコイン商店街」
「第32回内子ワンコイン商店街」が11月16日、内子本町商店街で開かれました。30以上の店舗が出店し、軽食やスイーツ、雑貨など500円以下のお買い得商品を店先で対面販売。この日限定の商品もあり、大勢の人でにぎわいました。主催する内子まちづくり商店街協同組合の大西啓介(けいすけ)さんは「町内外のお客さんに店を知ってもらい、人と人がつながる場になれば」と思いを語りました。
■屋台にマルシェに、楽しさ盛りだくさん 大盛況の「内子東自治センターまつり」
「内子東自治センターまつり」が11月17日、同センターで開かれ、約600人が来場しました。管内自治会や町内事業所など30団体が出店した屋台村やフリーマーケット「ヒガシマルシェ」、書道や陶芸などの文化作品展示などを実施。また同センターが制作した内子町合併20周年記念動画も初公開され、参加者は各自治会から集まった昔懐かしい映像を楽しんでいました。
■樹齢1200年の大樹を囲んで 地域に笑顔咲く「中川イチョウ祭り」
「第11回中川イチョウ祭り」(同実行委員会主催)が11月17日、中川三島神社で開かれました。県指定天然記念物「乳出の大イチョウ」の黄葉に合わせた催しで、地域住民約120人が銀杏入りの山菜おこわやせんべいなどの地元料理を楽しみ、会話に花を咲かせました。実行委員長の中田富恵(とみえ)さんは「久々に大勢が顔を合わせて交流できた。地元のみんなで協力して続けたい」と笑顔でした。
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