■チームでたすきをつないだ22.4キロ「第17回内子町駅伝競走大会」
「第17回内子町駅伝競走大会」が1月21日、五十崎から小田地域を結ぶコースで行われ、72チーム・約600人が参加しました。昨年に続き、オリンピック女子マラソンに2大会連続出場した土佐礼子(れいこ)さん、神奈川大学で箱根駅伝を2連覇したメンバーで同大学職員の岩原正樹(まさき)さんが特別出場しました。選手たちは正午に五十崎自治センター前から一斉にスタート。沿道からの温かい声援を受けながら、力強い走りで懸命にたすきをつないでいました。
◇総合優勝は「Road A」チーム 圧巻の走りで大会2連覇を達成
団体一般の部では「Road(ロード) A」チームが後半に先頭に立つと、そのままゴールテープを切り、見事2連覇を果たしました。また複数の区間で大会記録を更新する好タイムが記録されました。
ここでは団体各部門の上位3チームと、区間賞に輝いた皆さんを記録とともに紹介します。
※詳細は本紙をご覧ください。
■町民の相談相手として長年貢献 仲岡由紀子さんに法務大臣感謝状
人権擁護委員としての長年の功績をたたえて、仲岡由紀子(ゆきこ)さん(76)[大久喜]に法務大臣から感謝状が贈られました。
仲岡さんは平成29年4月にうちこ福祉館の館長に就任。同年から人権擁護委員を6年間務め、県人権対策協議会や介護職などでの経験を生かして、住民の相談に応えてきました。仲岡さんは活動を振り返り「多くの学びがあり成長させてもらった。人権問題は自分事として捉え、当事者の立場で考えることが大切。その気持ちを全ての人に持ってほしい」と語りました。
■上手に活用して、もっと便利に プロに教わる「スマホ教室」を開催
内子町主催の「スマホ教室」が各自治センターなど3会場で開かれました。スマホの操作に不安がある高齢者など、5年度はこれまでに延べ41人が参加。1月16日には五十崎自治センターで開催され、参加者は写真の活用方法やメッセージアプリ「LINE(ライン)」の使い方などを熱心に質問していました。毛利晴美(はるみ)さん(73)は「キャッシュレス決済を教わりたくて。自分だけでスマホを触るのは怖いので、気軽に聞けてよかった。これで買い物が便利になる」と笑顔で話しました。
■いざというときのための備えを――郵便局長会から防災資機材寄贈
愛媛県南予地区郵便局長会(清家裕二(ゆうじ)会長)から内子町へ、災害時用の発電機1台が寄贈され、贈呈式が1月17日、町長室で開かれました。
同会は地域への貢献を目的としたボランティア活動などを長年実施。防災に役立ててもらおうと、南予地区の市町や福祉施設への防災資機材の寄贈や、防災士の資格を持つ会員の派遣なども行っています。清家さんは小野植正久(まさひさ)内子町長へ備品を手渡し「いざというときに役立ててほしい」と、地域の安心・安全への思いを語りました。
小野植町長は「停電時の非常用電源として、町内で利用したい。災害に対して日頃から備えておくことが大切。有効に活用し、町の防災力を高めていきたい」と感謝の言葉を述べました。
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