■初春に思いをつづる十七音「内子町新春俳句大会」
恒例の「第45回内子町新春俳句大会」(内子町文化協会主催)が1月28日、共生館で開かれました。53人の参加者から投句された106作品から、せきれい俳句会主幹の毛利喜子(のぶこ)さんら特別選者による選句や、参加者の互選により優秀作品が決定。最高賞の内子町長賞には、隅田陽子(ようこ)さん[大洲市]が詠んだ「いたはりのことばのやうに暖炉燃ゆ」の一句が選ばれました。
■心の中にいる悪い鬼も退散 内子幼稚園で元気いっぱいの節分行事
内子幼稚園の豆まきが2月2日、同園で開かれました。園児らは「泣き虫鬼やわがまま鬼など、心の中の悪い鬼も退治しよう」と説明を受け、園庭で豆まきに挑戦。突然現れた鬼に驚きながらも「鬼は外ー」と勢いよく豆を投げていました。園長の大森彩(あや)さんは「友達に優しくしたり苦手なことに挑んだり、心の鬼をやっつけようと頑張る子どもたち。健やかに大きく育って」と話しました。
■思い出が詰まった半世紀をお祝い これからも仲良くお元気で――
結婚50年の節目を祝う「金婚祝賀会」(内子町社会福祉協議会4分会主催)が2月6日、内子自治センターで開かれました。昭和48年度に結婚した11組が参加し、記念撮影や祝いのダンス、音楽演奏などを楽しみました。岡本實男(じつお)さん・節子(せつこ)さん夫婦[石畳9]は「仕事や子育てに大忙しだった50年。皆さんの支えに感謝し、次はダイヤモンド婚を目指したい」と参加者代表の謝辞を述べました。
■栄養もインパクトも満点!中学生が県内唯一のコオロギ養殖場を訪問
大瀬中学校1年生の授業の一環で、程内地区の「風の谷うちこおろぎファーム」の見学が2月8日に行われました。地域の産業から身近なSDGs(エスディージーズ)を学ぼうと、生徒らは食用コオロギの飼育場を見学し、販売用の袋詰め作業を体験。試食では「ポテトチップスみたいな味」と声を弾ませ、「栄養豊富で環境にも優しいと分かって驚き」「昆虫を食べる未来が楽しみ」と感想を話しました。
■節目の50回大会も全力疾走 内子小学校「子どもマラソン大会」
「第50回子どもマラソン大会」(内子小学校、内子・城廻愛護班連絡会共催)が2月9日、同校周辺のコースで開かれました。児童282人が参加し、ピストルの合図で元気いっぱいにスタート。頬を真っ赤にして走る姿に、沿道から大きな声援が送られました。5年連続で1位に輝いた山根依士(よりと)さんは「しんどかったけれど、家族の応援に力をもらった」と受賞を喜びました。
■小田地区の歴史ある剣道大会 昭和31年から続く伝統に幕
「小田地区青少年剣道大会」(小田剣道会主催)が2月11日、小田小中学校体育館で開かれました。最後の開催となる今回は、東京都で活動する武蔵野剣道会が高校・一般の部で友情出場。地元の剣士と白熱した試合を見せました。大会長の大竹浩一(こういち)さんは「由緒ある大会が幕を下ろすのは名残惜しい。剣道文化を残すため、今後も剣士の育成に努めたい」と気持ちを新たにしました。
■キノコの菌、この木に叩こう 立川小でシイタケ栽培の学習会
立川小学校のシイタケ植菌体験が2月16日、同校で開かれました。林業研究グループや森林組合、愛媛県の協力で毎年開催。児童らはシイタケに含まれる栄養素などを学んだ後、用意された45本のクヌギに次々と植菌しました。同グループ会長の梅岡茂則(しげのり)さんは「立川地区でも多く作られる原木シイタケに関心を深めてもらい、将来の作り手が増えたらうれしい」と語りました。
■客席に響いた力強い歌声とメッセージ「いま・しあわせに生きるために」
「内子町社会福祉大会」が2月17日、共生館で開かれました。社会福祉功労者表彰などの後、全盲のシンガーソングライター・堀内佳(けい)さんが講演。障がいに寄り添ってくれた両親とのエピソードを紹介し、「独学で身に付いた箏(こと)みたいな弾き方」というギターで7曲を披露しました。堀内さんは「人と違っても恥ずかしがらないで。幸せの形も人それぞれ。みんな幸せになれよ」と呼びかけました。
「うちこ往来」は身近な町の情報を伝えるコーナーです。皆さんからの情報をお待ちしています。
問合せ:総務課 広報・広聴係
【電話】0893-44-6151
<この記事についてアンケートにご協力ください。>