住人十色 第171回

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■目標に向けて走り抜けた2人　マラソン大会で男女そろって6連覇
髙岡海成(かいせい)さん(内子小6年)[内子7]
宇都岡奏沙(かなさ)さん(内子小6年)[内子18第1]

2月9日に開かれた「第50回子どもマラソン大会」(11ページに関連記事)で、内子小学校の髙岡海成さんと宇都岡奏沙さんが、6年連続1位を達成しました。
練習から本番まで同級生と競い合ってきた髙岡さんは「お互い『負けないぞ』と話していた。途中、リードされて焦ったけれど、体力には自信があるから、ラストスパートで絶対抜いてやると思った」と、最後は2位に13秒差をつけてゴール。「沿道からの応援が力になった」と声を弾ませます。宇都岡さんは家族と練習を重ねて本番に臨んだといい「2人の姉も6連覇していて、私も絶対にしたいと思った」と振り返ります。「父から『頑張りすぎると腕の振りが悪くなるから、肩の力を抜いて走ろう』とアドバイスをもらった。3姉妹で達成できてうれしいし、ほっとした」と表情を緩ませます。
今後の目標について「中学生になっても運動を頑張りたい」と話す2人。サッカーをしている髙岡さんは「ポジションはボランチ。運動量が多いからすごく鍛えられたし、マラソンでの優勝も自信になった」とほほ笑みます。宇都岡さんは「バスケットボールを中学校でも続けたい。部で内子町の駅伝大会に出て、区間賞を取ってみたい」と笑顔で話しました。