■幼なじみで挑んだ全国大会
船本烈凰(れお)さん(14)[宮原] 吉田郁斗(いくと)さん(14)[寺成]
中学生男子のソフトボールクラブ「愛媛ウエストジュニア」に所属する船本烈凰さんと吉田郁斗さんは、3月に東京都で開かれた全国大会に愛媛県代表として出場しました。大会では優勝を目標に臨みましたが、結果は1回戦敗退。吉田さんは「初の全国大会に緊張し、守備でミスをしてしまった。悔し涙が止まらなかった」と話し、船本さんも「相手の雰囲気にのまれ、実力を発揮できなかった」と悔しさをにじませます。
小学1年生からずっと一緒にソフトボールを続けてきた二人は、親友であり良きライバル。苦楽を共にし、互いに高め合ってきました。今回の悔しい経験も上へ進むための糧とし、全国予選に向けて練習に励んでいます。「烈凰はチームのムードメーカー。ピンチのときこそ大きな声で盛り上げてくれ、その明るさに励まされる。僕もチームに貢献できる選手でありたい」と吉田さん。船本さんは「失敗しても諦めず、コツコツ努力する郁斗の姿に刺激をもらっている。今できることを一生懸命頑張って、仲間と日本一になる夢をかなえたい」と意気込みを語りました。
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