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うちこ往来

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愛媛県内子町

■筏浮かぶ清流の風景をいつまでも 5年ぶりの本格開催「川まつり・筏流し」
「第31回川まつり・筏流し」が4月28日、川登地区で開かれました。昔ながらの筏流しを再現した「正調筏流し」の披露や、うどんの食べ放題などのバザーも実施。筏乗り体験を楽しむ人や川遊びをする子どもたちなど、約500人の来場者でにぎわいました。主催した川登自治会の竹田義明(よしあき)会長は「川に目を向け、環境を守るための催し。筏師の技術とともに継承したい」と語りました。

■凧がぶつかり合う真剣勝負 青空を舞台に「いかざき大凧合戦」
こどもの日の伝統行事「いかざき大凧合戦」(同実行委員会主催)が5月5日、豊秋河原で開かれました。
今年の百畳大凧に書かれた文字は「勝」。強風が吹く難しい条件の中、縦約13.5メートルの大凧が空を舞う瞬間を見ようと集まった観客が、その行方を見守りました。約20年前から作成に携わる内子百畳凧愛好会代表の上田光明(みつあき)さんは「今年は上手く揚がらず悔しい。地域でつないできた凧作りの技術を生かし、改良を重ねて来年こそ完璧にしたい」と決意を新たにしました。
午後1時から行われた合戦には120チームが参加。糸に「ガガリ」という刃物を仕込んだ凧を操り、互いに糸を切り合います。何統もの凧が四方八方で空中戦を繰り広げる様子に、会場から歓声が上がりました。
他にも、子どもたちの健やかな成長を願う出世凧揚げや、還暦祝い凧・開運祈願凧揚げ、五十崎中学校生徒の創作凧の審査会、保存会や中学生などによる凧踊り、和太鼓サークル・和達の太鼓演奏、少年剣道大会などが行われ、多くの人でにぎわいました。実行委員長の小野尚久(たかひさ)さんは「若い人も大勢協力してくれて活気があった。全国でも珍しい凧文化に親しめる機会。子どもから大人まで、思い出をたくさんつくってほしい」と話しました。

■年に1度の「合同芸能発表会」内子座で自慢の演芸を披露
内子町文化協会内子支部の「合同芸能発表会」が5月12日、内子座で開かれました。町内で活動する15団体・延べ100人が出演し、和太鼓演奏や落語、コーラスなどさまざまな演目を披露。華のある舞台に来場者から惜しみない拍手が送られました。同支部芸能部長の寄町佳子(よしこ)さんは「発表会を通して協会に興味を持ってもらい、一緒に楽しむ仲間が増えたらうれしい」と話しました。

■みんなで作って遊んで味わって 大瀬小で郷土愛を育む体験教室
「料理と昔の遊び体験」が5月14日、大瀬小学校で開かれ、1・2年生9人が参加しました。大瀬地区の民生児童委員の協力で、地元で採れた野菜や道の駅からりのパンを使ったサンドイッチ作りなどに挑戦。休憩時間には大人と一緒に竹とんぼやけん玉遊びを楽しみました。同委員大瀬地区長の明智惠子(けいこ)さんは「子どもたちの心に残る、ふるさとの味と思い出になれば」と目を細めました。

■心くすぐる名車・旧車が勢ぞろい 新緑の深山で「カーミーティング」を初開催
「小田深山ノスタルジックカーandスポーツカーミーティング」が5月19日、ソルファオダスキーゲレンデで開かれました。輸入車のフェラーリや懐かしの車など延べ約40台が集結。会場を何時間も巡り、好きな車について語り合う来場者も見られました。主催した地域おこし協力隊の松下博幸(ひろゆき)さんは「四国でも珍しいイベント。次はもっと集めて、さらに深山を盛り上げたい」と意気込みました。

■25年前、旧御祓小から続く体験授業 児童らが棚田で田植えに挑戦
天神小学校の田植え体験が5月20日、泉谷の棚田で行われ、4年生36人が参加しました。長年、田んぼを管理・提供する上岡滿榮(みつえ)さん(80)が苗の植え方などを説明。児童らは泥に足を取られてはしゃぎながら苗を植えていました。上岡さんは「今年はひ孫も来たし、子どもの声が聞こえるのはやっぱりうれしい。秋にみんなで稲刈りをするまで大事に育てたい」と笑顔でした。

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問合せ:総務課 広報・広聴係
【電話】0893-44-6151

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