住人十色 第174回

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■初の四国大会で掴んだ大きな1勝　経験を糧に「もっと強くなりたい」
内子ソフトボールスポーツ少年団の皆さん

「第38回四国小学生男女ソフトボール大会」が4月に開催され、内子ソフトボールスポーツ少年団が出場。見事ベスト8に輝きました。平成13年のクラブ創設以来、初の快挙です。
内子は初戦、全国大会に出場経験がある香川県のチームと対戦しました。1点を先制された後、ピンチをしのぎながら迎えた最終回に逆転し、大きな1勝を挙げました。続く準々決勝での敗戦に、誰より大きな声を出してチームを引っ張ったキャプテンの吉田百花(ももか)さんは「強いチームは雰囲気が良くて技術もすごい。もっとレベルアップしないと」と悔しさをにじませます。監督の田中良太(りょうた)さんは「内子も守りでは引けを取らない。四国での勝ちは選手の大きな自信になる」と振り返ります。
同クラブには町内の小学生20人が在籍。学年や学校を超えて集まるメンバーは、足の速い選手や頼りになる4番バッター、ベンチを盛り上げるムードメーカーなど、それぞれ個性が光ります。田中さんは「第一は、子どもたちの健やかな心と体を育てること。競技はもちろん、地域イベントや清掃活動などで多くの人と関わるのもいい経験。活動を通して彼らの成長を見守りたい」と思いを語りました。