内子町の人☆キラリ TOWN’S STAR

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■青年農家の農業への熱いキモチ
内子町青年農業者協議会

「内子町青年農業者協議会」は、町内にある遊休農地を再生し次世代につなぐ活動を行っています。このたび、その活動が評価され、「第60回愛媛県若い農業経営者大会」で優秀賞に輝きました。昨年に続く2年連続の受賞です。中心メンバーの三浦裕太郎(ゆうたろう)さんは「地域の農業を守りたいと若手農家が一丸となり始めた活動。受賞は励みになる」と喜びます。
現在、再生している農地は50アールほど。生い茂った草をきれいに刈る作業が大変で、10人がかりで丸2日もかかりました。会長の上岡雄介(ゆうすけ)さんは「個人でするともっと大変。スムーズな就農につながるよう、すぐ使える農地を貸し出す仕組みもつくりたい。一緒に農業を頑張る仲間が増えるとうれしい」とほほ笑みます。
今年はサツマイモを育てて販売する予定で、三浦さんは「農業はしんどいイメージがあるかもしれないが、収穫する楽しみや食べてもらう喜びなど、やりがいは多い。農業は食の基本で命を育むもの。誇りと情熱を持ってやっている。『農業は面白くて稼げる』そんな成功体験を僕たちから発信したい」と目を輝かせました。