■山の守り手、磨いた射撃の腕で団体優勝
内山猟友会
内山猟友会は6月30日、四国中央市で開かれた「愛媛県猟友会安全狩猟射撃大会」に出場し、団体の部で初優勝を飾りました。選手は二宮智(さとる)さん、久保善一(よしかず)さん、山根龍造(りゅうぞう)さんの3人。競技では空中に放たれるクレーを鳥獣とみなし、猟銃で撃ち落とした数で得点を競います。チーム最年少の二宮さんは「時速80キロで飛ぶ小さな的を打つのは難しい。先輩たちのように素早く的確な射撃をしたくて、射撃場へ通い何度も練習した」と話すと、チーム最年長の久保さんは「団体戦では常勝チームに歯が立たず長年、悔しい思いをしてきた。念願の優勝ができて最高の気分。みんな熱心だし、二宮くんと監督の浪江くんの若い二人も積極的に盛り上げてくれた」と喜びをにじませます。
同会の会員は現在192人。趣味で猟を楽しむだけでなく、有害鳥獣対策にも力を入れています。40年以上も猟を続ける山根さんは「狩猟は自然や地域を守ることにもつながる。もっと腕を磨いて、頑張る農家さんの役に立ちたい。やりがいも多いので猟友会に興味を持つ人が増えるとうれしい」と笑顔で語りました。
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