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NEWS and NEWS まちのニュース特別編 Close-Up 全力勝負の夏(2)

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愛媛県内子町

■全国高等学校総合体育大会/陸上競技
◇喜びと緊張感を仲間と味わえた最高の舞台
平井遥陽(はるひ)さん(内子高3年)[東沖]

リレーで昨年に続きアンカーを務めました。四国大会を6位通過で、なんとか勝ち取れたインターハイ。自分の状態は好調とはいえず不安もありましたが、「最後は思いっきり楽しもう」と挑みました。予選から強豪校と同じ組で、同じ4走には日本代表選手も。トップ選手と走れることに緊張とうれしさを覚えました。レースでは1走の松本が強気な走りで流れをつくり、2走の松井、3走の山下が必死にバトンをつないでくれました。結果は予選敗退――ミスもあったし正直、もっと行けたと思います。日本記録も出たハイレベルな大会を4人で戦えたのは、大きな経験になりました。
内子高陸上部の伝統の一つが、冬の猛練習。苦しさを乗り越えてきたからこそ、あの大舞台を経験できました。後輩たちも努力を重ね、僕らが見た景色を味わってほしいと願っています。

◇経験を糧に来年こそ3種目出場、そして表彰台へ
松井悠真(ゆうま)さん(内子高2年)[内子15]
4×100メートルリレーと200メートルの2種目に出場しました。それぞれに照準を合わせる難しさもある中、リレーで本番の雰囲気を味わえたこと、ハイレベルな選手と競い合い刺激を受けたことは、後に控えるレースにもプラスになったと思います。200メートルでは気持ちを切り替えて自分なりの世界観で臨み、準決勝まで進むことができました。来年はファイナリストになって表彰台に上がるのが目標。100メートルも含めて3種目でインターハイの舞台に帰ってきたいです。
陸上は個人競技。練習ではチームメイトと支え合うことができるけれど、レース中は自分との戦いです。部員一人一人が尖っていき、それぞれ工夫して高めていくことが大事だと思います。まずは自分がその姿を見せて部を引っ張っていけるよう、高い意識を持って日々を過ごしたいと思います。

■全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会 全日本高校生スポーツ射撃競技選手権大会
◇切磋琢磨してきた仲間たち これからの活躍が楽しみ
安川勝生(かつき)さん(内子高3年)[大洲市]

光線が出る銃で的を狙い、30分間で40発撃ちます。真夏の会場で重い銃を持ち、集中を切らさずに立ち続けるのは大変。大会では競技中に停電するアクシデントがあり、驚きました。復旧に3時間以上かかりましたが、僕にとっては体力と集中力を取り戻す時間になりました。目標点数には届かなかったけれど、焦らず自分の力を出せたと思います。
日々の練習は基本的に成功と失敗の繰り返し。課題を振り返りながら改善し、地道に技術を磨くことが結果につながります。特別なことはしていません。部員同士、互いに負けたくないという気持ちがレベルアップの原動力。1年生は成長が早く、女子もレベルが高いです。僕は今年で引退しますが、部には一緒に競い合ってきた弟、そして頼もしい後輩たちがいます。みんなの活躍を陰ながら応援したいです。

■内子町は頑張る皆さんを応援しています
全国大会などの出場者に応援金などを交付します。出場が決まったら、開催前に申請してください。

◇内子町がんばる子ども応援金
対象者または団体:
・個人 町内に住む小・中学生、高校生
・団体 町内の小・中学校、高等学校に所属する団体

応援金の額:
・全国大会 個人1万円、団体10万円以内
・国際大会 個人3万円、団体30万円以内

◇内子町スポーツ大会出場激励金
対象者:町内に住む人(高校生以下を除く)
激励金の額:
・全国大会 1万円
・国際大会 3万円

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申込み・問合せ:内子町教育委員会 自治・学習課 生涯学習係
【電話】0893-44-2114

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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