■20歳になった学生の年金について
Q:学生でも20歳になったら、国民年金の加入手続きが必要ですか。
A:国民年金の被保険者となりますが、加入手続きは不要です。20歳になってから概ね2週間以内に、日本年金機構から基礎年金番号通知書などが届きます。この通知書は加入する年金の変更手続きや請求手続きなどで生涯使用するので、大切に保管してください。
Q:支払いが難しいときはどうしたらいいですか。
A:学生で保険料を納めるのが難しい場合には、納付が猶予される「学生納付特例制度」があります。初めて利用する場合は、役場か年金事務所で申請してください。その際、学生証の写しか在学証明書の添付が必要です。
Q:学生納付特例が承認されたら、将来受け取る年金額はどうなりますか。
A:承認を受けた期間は、年金を受け取るために必要な期間に算入されます。ただし、年金額には反映されないので、全額納付した場合に比べて受け取る年金額は少なくなります。猶予された期間の保険料は、その月から10年以内であれば、後から納めることができます。
Q:学生である子どもの年金を支払いました。申告で保険料の控除ができますか。
A:国民年金保険料は社会保険料控除の対象になります。納めた人は年末調整や確定申告でその保険料額を申告することができます。
問合せ:
・松山西年金事務所【電話】089-925-5105
・住民課 国民年金係【電話】0893-44-6152
<この記事についてアンケートにご協力ください。>