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うちこ往来

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愛媛県内子町

■年の始めにみんなで運試し 正月の人気イベント「リアルすごろく大会」
「第4回お正月大凧合戦リアルすごろく大会」が1月3日、五十崎凧博物館で開かれました。今回は過去最多の161人が挑戦。サイコロを振って館内のマスを進み、糸やガガリなど凧にちなんだ道具が描かれたカードを集めてゴールを目指しました。初挑戦の山竹楓理(ふうり)さん(天神小1年)は「階段を上るコースもあり、建物をいろいろ回れて楽しかった。来年もやりたい」と笑顔でした。

■舞い上がる炎に願いを込める 各地で「どんど焼き」を開催
正月飾りなどを持ち寄って火に入れ、一年の健康と安全を願う「どんど焼き」が町内各地で行われました。
八日市護国地区町並保存会主催のどんど焼きは1月11日、清正ひろばで開催されました。同地区では過去に住民や観光客など約300人が訪れたという伝統行事。参加者は新年のあいさつを交わし、炎に手を合わせたり煙を体に浴びたりして、無病息災と家内安全を祈りました。

■鳥の住む自然環境に目を向けよう 小田川沿いで冬のバードウォッチング
環境学習の一環で「野鳥観察会」が1月11日、小田川緑地公園周辺で行われ、小学生やその保護者など計16人が参加しました。講師の環境マイスター・瀧野隆志(たかし)さんから解説を受けながら、カワセミやアオサギなど約25種を双眼鏡で観察。鳥の特徴や色、動きなどについて学びました。瀧野さんは「生き物を観察すると環境の変化も分かってくる。よく見てみて」と呼びかけました。

■五・七・五に思いを込めて 愛好家らによる「内子町新春俳句大会」
新春の喜びを詠む「第46回新春俳句大会」(内子町文化協会主催)が1月19日、共生館で開かれました。町内外から41人が参加し、それぞれが情景や心情に合う季語を慎重に選んで17音で表現しました。1人2作品を投句し、その中から16句が入賞。最高賞の内子町長賞を受賞したのは、渡辺みどりさん[柿原]が詠んだ「ゆりかごへわが家の小春あつめたる」でした。

■時代を超え、商いと暮らしを伝える「旧佐野家住宅」が国の登録有形文化財に
旧佐野家住宅は国の文化審議会から登録有形文化財(建造物)とするよう文部科学大臣に答申され、12月3日に正式に登録されました。
同住宅は明治中期から昭和59年まで酒造業や薬屋を営んだ商家で、今回登録されたのは主屋と土蔵、離れの3棟。特に主屋は幕末と明治の建物を一棟に改修しており、町の発展を伝える建造物として評価されました。
現在は「商いと暮らし博物館」として公開されており、主屋では大正10年ごろの薬屋の商いと商家の生活、土蔵では内子町の歴史に関する展示を行っています。近年は企画展や学習会、体験講座なども始まり、町の歴史を学び、伝える拠点として活用されています。
1月19日には同館が企画した「特別講演会」が開かれ、19人が参加しました。講師の同朋大学仏教文化研究所客員所員・千枝大志(だいし)さんが、かつて六日市地区に存在した伊勢信仰の拠点施設「伊勢舎」について解説。「町の成り立ちと伊勢信仰が深く関わった可能性がある」と語り、参加者の興味を引いていました。

■スキーも、スノボも、雪遊びも真っ白なゲレンデを堪能しよう
ソルファ・オダスキーゲレンデが12月25日にオープンし、賑わいを見せています。1月23日には立川小・石畳小の児童らが「わんぱく学校スキー教室」(内子東自治センター主催)に参加。インストラクターの指導で見る見る上達し、雄大なコースで見事な滑りを見せました。阿部真也(しんや)さん(石畳小6年)は「小学校最後のスキー教室。うまくターンできるようになってうれしい」と満足そうでした。

■まちの輝きと思いをのせた『広報うちこ』県市町広報コンクール3部門で特選
令和6年愛媛県市町広報コンクールが1月20日に開かれ、『広報うちこ』が広報紙町部・一枚写真・組み写真の各部で特選を受賞しました。広報紙部門で受賞の10月号では、設立30周年を迎えた内子町国際交流協会を特集。講評では「関係者の努力、思いが感じられ、国際交流の重要性が伝わる」と評価されました。今後もまちの皆さんの輝きを伝える広報紙を目指します。

「うちこ往来」は身近な町の情報を伝えるコーナーです。皆さんからの情報をお待ちしています。

問合せ:総務課 広報・広聴係
【電話】0893-44-6151

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