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うちこ往来

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愛媛県内子町

■夏の暑さと爽やかな小田川を堪能 恒例の「元気わくわく川まつり」
「元気わくわく川まつり」(同実行委員会主催)が7月23日、豊秋河原で開かれました。町内外の子どもたち82人が参加し、生き物の絵が描かれた石を川に入って探す「ぞぶりんぐ」や水生生物観察、ゴムボート体験などで夏の小田川を満喫しました。実行委員会事務局長の小野里枝美(りえみ)さんは「川とゆっくり触れ合う時間をつくって、川遊びの楽しさも危険も知ってほしい」と話しました。

■大学生と一緒に演劇づくり 地域への理解を深める6日間
内子町と連携協定を結ぶ四国学院大学の演劇ワークショップが7月24日から29日、文化交流センタースバルで開かれました。同大学の演劇コースの学生が小田分校生や小田小の児童らとともに、地域に伝わる登貴姫伝説などを題材に劇を創作。最終日に小田燈籠まつりで披露しました。武田蒼良(そら)さん(小田分校3年)は「創作活動を通して小田の魅力を再発見できた」と感慨深げでした。

■山村で楽しむオリジナル和紙作り「木から紙を作るワークショップ」
「木から紙を作るワークショップ」が8月に開かれ、延べ16人が参加。宿泊型の体験は11・12の両日、うちこ山村クラフト研究所などで行われ、参加者が原料となるコウゾやミツマタの採取から紙漉(す)きまでの一連の作業を体験しました。親子で訪れた鈴木和美(かずみ)さん[松山市]は「小学生の娘たちも紙ができる過程がよく分かり、いい自由研究になったと思う」と振り返りました。

■学芸員と考える民族資料の生かし方 民具を使ったワークショップを開催
歴史民俗資料館の「学芸サポーター養成講座」が8月11日、内子自治センターで開かれ、23人が参加しました。講座では実際の民具を使い、今後の活用方法について学びを深めるワークショップを実施。講師の大本敬久(たかひさ)さん(県歴史文化博物館・専門学芸員)は「民具には使ってきた人の思い出が詰まっている。長い歴史や先祖の知恵を次世代につないでほしい」と呼びかけました。

■標高1,000メートルに1,000人が来場 山の楽しさを体感した2日間
林業を楽しく学ぶ体験型イベント「ワンツーツリーフォレスト」(同実行委員会主催)が8月19・20の両日、ソルファ・オダスキーゲレンデで開かれました。今年で6回目となる人気の催しで、2日間で約1,000人が来場。木を切って市場に出す流れを疑似体験する「こどもきこり市場」や、グラップルでの丸太積み体験、伐採見学など楽しく林業を学べる催しがいっぱい。林業機械の展示や実演会などの新しい取り組みもあり、訪れた親子連れなどが森での楽しいひとときを満喫しました。
今回で3回目の参加となる水田姫咲(きさき)さん(小学4年)[松山市]は「家族で森を探検したり、廃材で本棚を作ったりして楽しかった。自然や木と触れ合える大好きなイベント。来年も遊びに来たい」と目を輝かせました。実行委員長の武田惇奨(しゅんすけ)さんは「初年度から目標としていた来場者数1,000人を超え、喜びもひとしお。森で楽しい思い出をつくってもらうことで、林業が将来の選択肢の一つになればという思いで続けてきた。今後も内容を充実させ、林業の魅力を伝えていきたい」と語りました。

■たいまつの炎に豊作願う 五十崎の夏の風物詩「虫送り」
五十崎地域の柿原地区や上宿間地区などに伝わる「虫送り」が8月21日、小田川の周辺などで行われました。この行事は火を灯したたいまつを持って虫を追い払い、その年の豊作を願います。上宿間地区では約45人が集まり、鐘や太鼓を鳴らして田んぼのあぜ道などを練り歩きました。区長の宮下孝(たかし)さんは「これからも地域みんなで協力して伝統行事をつないでいきたい」と話しました。

■モザイクタイルで自由にデザイン「なつやすみものづくり体験教室」
「なつやすみものづくり体験教室」(内子・城廻地区愛護班連絡会主催)が8月24日、内子自治センターで開かれ、小学生15人が参加しました。ものづくりマイスター・窪中司(つかし)さんの指導で、子どもたちは約1センチ角のタイルを板に貼り付けたタイルアートを制作。
達見清香(きよか)さん(内子小6年)は「好きなタイルを選んで並べるのが楽しい。工夫してかわいくできた」と笑顔で話しました。
※「達見」の「達」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

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問合せ:総務課広報・広聴係
【電話】0893-44-6151

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