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親友(しんゆう)(おや・とも)と暮らそう -大工編-

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愛媛県四国中央市

住み継げるまちのために
合田 純さん
建築業(伝統・現代建築、文化財修理など)
1985年上分町生まれ。川之江高校を卒業後、徳島県と滋賀県の工務店で19年間伝統建築を学ぶ。島根県の重要文化財「八雲本陣」土蔵保存修理では棟梁を務めた。昨年Uターンし、独立。結婚。

■太鼓台と伝統建築
初めて太鼓台の組み立てを見たときに衝撃を受けました。用いられている工法が、寺社と同じだと知ったことが、宮大工を目指したきっかけです。小学6年生でした。
22歳のとき、小さい頃から好きだった土佐北街道沿いの歴史ある建築物がいくつも取り壊され、寂しく思いました。いつか私の学んだ技術を生かして、昔ながらの「住み継ぐ家」を地元に残す仕事がしたいと考えるようになりました。

■ここにしかない魅力
昔から交通の要衝(ようしょう)であったことや紙産業の発展によって全国から人が集まったことで、四国中央市には、多様性を認める地域性が根付いていると思います。その一方で、秋祭りのように世代を越えて一つのものを楽しめるという地域性も共存しています。宮大工として全国の現場に入りましたが、こんな所は他にはありませんでした。市外から来た妻もすぐになじみ、「遠い親戚のような、一歩踏み込んだ関係がうれしい」と言ってくれます。
古き良き家にある価値とその技術を広めて、いつまでも「住み継げるまち」にすることが私の役目だと思っています。

移住に関する問い合わせ先:政策推進課
【電話】28-6057

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