一般質問(4)

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・二次元コードから、各議員の質問の映像を見ることができます
・紙面の都合上、質問・答弁の一部を要約して掲載しています

■三好平　議員
◆本市でもトンネルコンポスト方式のゴミ処理施設の建設を進めてはどうか
▽質問
世界の焼却炉の3分の2は日本にあるとも言われている。地球温暖化による災害は、暮らしに大きな影を落としている。「焼却中心主義」から脱却するため、三豊市に続き本市でもトンネルコンポスト方式を採用してはどうか伺う。

▽答弁
・副市長、市民部長
方針決定に当たっては、SDGsの目標達成を視野に入れ、地球温暖化による気候変動の影響が顕著化する中、脱炭素化に向けた検討も必須である。トンネルコンポスト方式は、「日本一の紙のまち」である本市の地域特性に合致した処理方式であるが、導入事例が限られており、数々の課題に対する対応策の検証を行う必要があるため、今後も慎重に検討を行い、市としての方針案が固まり次第、議員各位に説明を行う予定としている。また、その方針案をごみ処理施設整備検討委員会で審議のうえ、答申をいただく予定であり、答申の内容を受け、市の最高意思決定機関である庁議にて最終決定を行うこととしており、時期は11月を予定している。

▽その他の質問
・特別障害者手当で市民の福祉の向上を
・空き家、空き地の問題について

■飛鷹裕輔　議員
◆自衛隊への自衛官募集対象者の個人情報提供について
▽質問
高校生に対して除外申請の受け付けが始まったが、除外申請未提出の高校生は、同意しているとは考えにくい。現在、自衛隊のおかれている状況について、なぜ自衛官が集まらないのか市長の見解を伺う。

▽答弁
・市長、副市長、市民窓口センター所長
日本国民の生命と財産を守ることは、国家公務員の最低限の義務であると考える。自然災害時に直ちに現地へ駆けつけ、人命救助や捜索、被災者への生活支援を行う作業に当たることは、そのような根拠に基づいていると考える。
自衛官の募集をかけてもなかなか集まらないのが現状であるが、私たちの地域、故郷、国民の生命と財産を守ってくれている自衛隊のためにできる限り募集に協力していきたい。

▽その他の質問
・学校給食費の無償化の継続について
・自転車ヘルメット購入補助について

■谷國光　議員
◆「高校生議会」を振り返って、継続的開催が望ましいと考えるが
▽質問
高校生に選挙権が付与されて以来、若い人の政治参加をいかに促すかが改めて問われている。「高校生議会」を端緒に、意見交流の場を設けるなど、一考に値するのではないか。そこには政策提言など優れた提案やアイデアがあるため、理事者も一緒に具現化すべく努力をすべきと考えるが。

▽答弁
・副市長、総務部長
先月開催された高校生議会は、市内3高校の高校生議員から、教育、環境、産業、福祉など市政全般に対し、忌憚のない質問や要望をいただいた。これらの一つひとつが高校生を取り巻く現実と、市政に対する胸の内を表すものであり、質問内容をしっかりと受け止めた。そこには、政策提言とも取れる若者ならではの思いがあり、市政に取り入れ、予算化に向けて努力していかなければと思う意見もあった。今回、理事者側は、50代の部課長クラスで答弁したが、年の近い20代、30代の若手職員に答弁させる「若者市議会」などが開催できればと考えている。本市の将来を担う高校生の意見や要望を直に聞くことができる、大変意義のあるものだった。