ラグビーフットボール
健康マージャン
想いをひとつに みんな生涯現役
10月28日から31日までの4日間、本県では初となる「ねんりんピック(全国健康福祉祭えひめ大会)」が、県内20市町で開催されました。高齢者がスポーツや文化交流を通じて、生きがいと健康づくりを目指すこの大会に、今年は全国から約1万人の選手が出場。スポーツや文化など29種目の競技を通じて、選手や地域と交流しました。
スカイフィールド富郷(富郷町寒川山)で行われたラグビーフットボール交流大会には、31チーム622人が出場。オレンジとブルーが鮮やかな愛媛チームのユニフォームに身を包んだ大西啓介さん(三島中央)が、選手宣誓の大役を務めました。秋晴れの下、選手たちは、2日間にわたり力強くも相手を思いやるプレーで会場を魅了しました。愛媛県選手団最高齢の中野安博さん(93歳・西条市)は「この歳まで続けられたのは、ラグビーが好きだから。人生の半分を費やしたラグビーを通じて、たくさんの仲間に出会えて良かった」とラグビーへの感謝の気持ちを語りました。
そして、伊予三島運動公園体育館(中之庄町)では、健康マージャン交流大会を開催。書道パフォーマンス甲子園の作品に囲まれた会場で、69チーム275人が白熱した対局を繰り広げました。団体戦では、本市在住の4人で構成された愛媛Eチームが見事3位入賞。代表して賞状を受け取った大西敏夫さん(中之庄町)は「入賞することを目標に今大会に臨んだ。途中までトップの成績だっただけに悔しい思いもあるが、目標を達成できたことを満足しなければならない」と対局を振り返りました。
また各会場では、全選手へ不織布バッグに紙製品を詰め合わせた「紙のまちセット」をプレゼント。霧の森大福などの特産品販売や血圧測定などの健康づくりに関するブースも設置されました。市内の園児や中学生が応援に駆け付けたり、大会期間中に誕生日を迎えた選手をみんなでお祝いしたりと、本市ならではの「おもてなし」で「愛顔」溢れる大会となりました。
※大会の写真を市ホームページに多数掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
問い合わせ:先長寿支援課
【電話】28・6024
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