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自治体の皆さまへ

一般質問(2)

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愛媛県四国中央市

・二次元コードから、各議員の質問の映像を見ることができます
・紙面の都合上、質問・答弁の一部を要約して掲載しています

■杉浦良子 議員
◆宇摩向山古墳の現状と今後について
▽質問
四国最大規模である宇摩向山古墳の概要を問う。
市民が見学会などで古墳や文化財に触れることは重要であり、古墳を後世に残すためには、どのような取り組みが必要か問う。

▽答弁
・教育長、教育管理部長
7世紀前半ごろの築造と推定されている宇摩向山古墳は、四国最大規模の横穴式石室を持つ長方形墳であり、平成23年に国指定史跡として指定を受けた。
周辺に所在する古墳と合わせた古墳巡りを開催するとともに、出土品などを展示している歴史考古博物館との連携により、児童生徒に実体験を伴った学びの場を提案している。
今後もこうした地域の歴史や文化に対する理解をより一層深められる機会を提供し、貴重な文化遺産を後世に繋いでいきたい。

▽その他の質問
・遠隔手話サービスについて
・交通ルート及び観光について
・「SDGs未来都市」への選定について

■猪川 護 議員
◆若年層の流出防止及び流入を増やすための施策について
▽質問
出生数は442人で10年前比40%減。原因の1つは37%という低い婚姻率。IT企業の誘致やDX人材の流出防止と活用、地元大学の受け入れ、居住や働き方改革など、学生が地元企業に関心を持ち、子育て世代が集まるまちづくりを進める取り組みについて伺う。

▽答弁
・市長、政策部長
民間企業や市職員も利用できる「共創スペース」を活用し、産業のDX人材を育成する取り組みを検討、実施したい。
また、学生にまちの発展に繋がる施策や活動について考える「みらい創造アドバイザー会議」に参画してもらうなど、市の未来像の実現を目指し、学生や教育機関関係者と関わりを深めたい。
広報戦略では、シティプロモーション用の新たなウェブサイトの整備を予定している。主な対象である地元の若者の市への愛着心や誇りを育み、次の対象であるUターン移住検討者に対し、移住の魅力や具体的な支援策に関わる情報発信を強化していきたい。

▽その他の質問
・四国中央市の財政体質の推移と将来展望について

■三好 平 議員
◆マイナンバーカードの義務化について
▽質問
国が令和6年秋に保険証を廃止し、マイナンバーカード取得を義務化することに対し、保団連など全国規模の3関係団体から、反対の意思が表明されている。マイナンバーカードの義務化をなくし、住民のいのち・くらしを守るための対応を問う。

▽答弁
・市民部長
5月末現在、本市のマイナンバーカードの交付率は74.6%で、令和6年秋の保険証との一体化に向けて、今後更に申請が進むものと考えている。
保険証との一体化後に、マイナンバーカードを持っていない、または保険証とひも付けしていない方への措置として、希望者に「資格確認書」を無料で発行する。医療機関を受診する際にこの確認書を提示すれば、保険診療の取り扱いとなり、10割の自己負担は発生しない。このような生活に直結する情報は、今後もきめ細かく住民の皆さまへ周知を行い、お問い合わせなどにも丁寧に対応していきたいと考えている。

▽その他の質問
・「イクカジ(育家事)のススメ」について
・ふるさと納税制度について
・新宮霧の森交湯~館について

■飛鷹裕輔 議員
◆少子化対策として、給食費の無償化継続を
▽質問
今、子育て世代の収入は親世代より減り、逆に異常な物価高と世界一高い教育費により月々の負担は軽いものではない。子どもを産み育てたいと思っても諦めざるを得ない社会構造である。「義務教育は無償の精神」発揮で来年度以降の無償化継続を問う。

▽答弁
・市長、教育管理部長
義務教育については、授業料と教科書代は無償であり、給食費や学用品費は保護者負担である。昨今の物価高騰の中、保護者の経済的負担を軽減するため、令和5年度に国の臨時交付金を活用し、学校給食費無償化に取り組む。
次期国会では、給食費無償化について議論され、予算化されると思われるため、国の動向を注視していく。

▽その他の質問
・敬老事業のこれまでとこれからについて
・老人福祉センターをもっと使いやすく
・コロナ禍の影響と第9期介護保険事業計画について

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