一般質問(1)

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・二次元コードから、各議員の質問の映像を見ることができます
・紙面の都合上、質問・答弁の一部を要約して掲載しています

■吉原敦　議員
◆城山下臨海土地造成事業埋立て計画について伺う
▽質問
川之江沿岸地区住民の期待と不安から話題となる同計画は、安全にプランどおり進んでいるのか。また、計画の起点となった防災・減災への配慮は十分か。旧漁港は、緑地帯の予定であるが、防災公園を作る計画なども盛り込まれているのか。これからの工事に更なる安全性を求めたい。

▽答弁
・市長、建設部長
本事業は本年3月に土地造成工事に着手し、令和10年度末の完成を予定している。現在のところ、計画を阻害するような大きなハードルはなく、地元漁業組合員の皆さまに非常にご尽力いただきながら順調に進んでいる。この事業は、地域住民を津波などから守ること、防災・減災を第一に考え着手した。「レベル2地震動」に耐える構造で、護岸が整備されれば、津波到着時間を30分遅らせる効果がある。旧漁港部分に整備される緩衝緑地は、住民の意見を参考に整備内容を検討し、防災・減災に対する要望についても関係者と十分に協議しながら、地域交通の安全確保や環境対策に努める。

▽その他の質問
・新居浜特別支援学校みしま分校の現状について
・障がい者の一時預かり、レスパイトについて
・四国中央市障がいのある人もない人も共に安心して暮らせる愛ある社会を目指す条例の浸透について

■山川和孝　議員
◆放課後児童クラブの待機について
▽質問
放課後児童クラブの待機解消への取り組み状況を問う。
また、所管を教育委員会へ変更することを提案するが、市の考えを伺う。

▽答弁
・副市長、総務部長
施設面での改善として、長津小学校放課後児童クラブなかよしルーム改修工事が8月に着工し、来年1月中旬の完成を予定している。そして、中曽根小学校放課後児童クラブの新築工事は9月に着工し、来年3月上旬の完成を予定している。この2校においては、待機児童が解消される見込みである。国では、こども家庭庁と文部科学省が、空き教室の利用による学校との連携の強化や、支援員の配置基準の見直しなど、具体的な対策を取りまとめていることから、今後は、その動向や他市の状況も検証しながら、放課後児童クラブの運営に最善な部署を模索していきたい。

▽その他の質問
・市発足20周年記念行事と市の花・木の制定について
・児童遊園地について
・保育園・認定こども園の入園の状況について

■横内博之　議員
◆出産・育児について
▽質問
今年度から産後ケアの市負担額が増えて、日帰り6時間型の産後ケアであれば、自己負担1500円で受けられるようになった。「お母さんの休息」というニーズが多く、赤ちゃんを預けて睡眠を取る方が9割程度いるとのこと。産後ケア事業の利用状況を伺う。

▽答弁
・市長、副市長、市民部長、政策部長、福祉部長
産後ケア事業については、より多くの方に利用していただけるよう、今年度から事業の対象を産後4か月から1年まで延長し、利用料の引き下げを行った。
この事業への申請者数は、12月1日現在65人で、産婦の約2割に該当する。令和4年度がひと月当たり5.3回の利用であったのに対し、今年度は約18回となっている。
今後も必要な方が利用できるよう、対象となる方に広く周知を行い、利用促進を図っていきたい。