・二次元コードから、各議員の質問の映像を見ることができます
・紙面の都合上、質問・答弁の一部を要約して掲載しています
■三浦克彦 議員
◆学校施設の空調設備と児童生徒の熱中症対策について
▽質問
熱中症対策として整備した小中学校の普通教室のエアコン設備も、もはや当たり前のようになったが、更に体育館へのエアコン設置は、児童生徒の熱中症対策や災害時の避難所としての環境整備に必要であると考えるが、導入について市の考えを伺う。
▽答弁
・市長、教育管理部長
近年の異常ともいえる猛暑の中、学校生活を送っている子どもたちが、安全・安心に学べる教育環境を確保するためには、学校施設の空調設備の更なる充実が求められている。
体育館は、地域住民の避難所としての機能や敬老行事などの社会的機能を有する施設であることから、空調整備は、地域に安心感を与えるために必要なものと考えるため、設計を検討していきたい。
▽その他の質問
・介護離職の防止策について
・奨学金制度について
・地域共生社会を支える高齢者の活躍について
■谷内開 議員
◆視覚障がい者のための「音声コード」の利用促進について
▽質問
障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が施行された。視覚障がいのある方全員が点字を読めるわけでなく、ボランティアによる代読か活字文書読上げ機で音声化する必要がある。市からの公的な通知について「音声コ-ド」が利用できるよう推進を要望する。
▽答弁
・市長
本市から発信する個別の通知文書などについては、「音声コード」は活用しておらず、家族の支援もしくは、障がい福祉サービスによるヘルパーや支援員の方に文章の代読をお願いしている。
「四国中央市障がいのある人もない人も共に安心して暮らせる愛ある社会を目指す条例」が制定され、意思疎通手段の選択機会の確保・拡大が規定されていることから、視覚障がいのある方の情報取得と社会参加促進を図るため、他の自治体の事例を参考にし、より一層の環境整備と合理的配慮の提供に努め、障がいのある方に優しい社会の実現に向けて取り組んでいく。
▽その他の質問
・食品ロス削減への住民運動の更なる推進について
・地域猫と去勢手術補助金の拡大について
■三宅繁博 議員
◆荒廃農地の迷惑対策について
▽質問
荒廃農地から雑草や雑木が生え、家の中まで虫が入り込んでくるとの苦情が住民から寄せられている。
今年度の苦情件数及びその対策について伺う。
▽答弁
市長今年度の荒廃農地に関する苦情や相談件数は、101件あり、職員が現地の状況を確認し、所有者などに「農地の適正管理について」の文書を送付している。文書送付後、市内のほとんどの方には対応していただいているが、市外県外の方は、対応されていないことが見受けられ苦慮している。適正な管理を行っている農地との整合を図るため、市が草刈りを行うなどの支援は実施していない。
しかし、荒廃農地対策は、農業分野において重要課題であることから、担い手の集積を推進していくとともに、景観作物の推奨など、農地の有効活用に努めていく。
▽その他の質問
・四国中央市農業振興条例の実践について
・資材価格の高騰対策について
・地域計画について
・土地改良事業における受益者負担の軽減について
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