■その常識、モラハラかも?
モラルハラスメント(モラハラ)とは、言葉や態度で相手に精神的ダメージを与える「道徳・倫理に反する精神的な嫌がらせ」のことです。
例えば、大きな声で怒鳴る、人格を否定する、相手の行動を制限するなど、自己中心的で非常に身勝手な態度です。暴力でけがを与えるドメスティックバイオレンスと違い、表面化しづらい傾向にあります。
モラハラの加害者は、自分が全て正しいと自分視点でしか判断できないため、ハラスメント行為を行っていることに気付かないことが多く、自分を客観的に見ることができません。被害者は、自分の人格を否定され続けることで、自分に原因があると思うようになり、何が正しいのか分からなくなり、ひどくなるとうつなどの症状として現れます。
職場での立場の優位性で起こるパワーハラスメントに対して、モラハラは、立場の違いを問わず起こります。暴言や嫌味などの言葉の暴力、極端に過小・過大な仕事の割り当てや仕事上必要な情報を与えないなどの職場の人間関係から切り離す行動で相手を精神的に追い詰めます。
お互いが相手の立場に立ってよく考え、自分の発言で誰かが傷ついていないかをもう一度確認し「その常識はモラハラかも?」と振り返ることが大切です。
■川之江隣保館
【電話】28-6254
場所:妻鳥町848
▽ふれあいのつどい
2/18(日) 13:30~
人権コンサート
■土居隣保館
【電話】28-6356
場所:土居町藤原5-400-3
▽人権のつどい
2/16(金) 19:00~
パネルディスカッション
▽土居隣保館まつり
3/3(日) 10:00~15:00
作品展示、バザー、人権作文発表、人権劇 など
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