■がんばろう!がんばろう!
新年になり、能登半島地震、政党によるパーティー券の献金問題など、どれをとっても国政の命運を左右しかねない重要案件がまったなしであります。パレスチナ、ウクライナなど国家紛争は泥沼へ向かって進み、解決の目途は見えてこない。この地方の四国中央市でも経済、防衛、災害対応など、市民の生活に関わってくるものばかりである。
今、本市の職員も支援に、現地へ派遣して努力していただいている。明日は我が身の問題として勉強して、被災されたみなさんの力になり、がんばって欲しいと思っています。
いずれの問題も難しいものがあり、行財政を預かっている私のような立場からすれば、何とか力を合わせ解決に向けて前進して欲しい。政治献金もそんな知識、見識で、有権者が理解してくれますかね…という思いが強く残る。お金の問題にしても、さまざまな経験、修羅場を凌いできた自分からみれば。もう自分の生きてきた時代は過ぎ去って、全く新しい幕が開いて、私なんかの政治感性では、とてもついていけないと思う。
今年の後半は、市議会議員選挙があり、日程等の検討すべき課題もあるが、市長選挙も内容を含めて議論の対象になるだろうと思われる。話が大きすぎたり小さすぎたりして、うまく選挙の焦点となるのかなという不安もある。本市にしても、重大な課題はたくさんあるので、市民レベルで実りのある議論をぜひして欲しいと念願している。
被災されたみなさんが、一歩でも勇気が出てまたがんばろう、となりますよう、みなさんよろしくお願いします。支援に力をお貸しいただいた関係者に感謝申し上げます。
四国中央市長 篠原実
<この記事についてアンケートにご協力ください。>