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特別展「中江藤樹と川田雄琴(かわだゆうきん)~藤樹学振興と川田家~」開催中

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愛媛県大洲市

大洲市立博物館では、現在「中江藤樹と川田雄琴~藤樹学振興と川田家~」をテーマに、特別展を開催しています。

会期:令和6年1月14日(日)まで
場所:博物館4階展示室
時間:9:00~17:00
休館日:毎週月曜日(祝日と重なる場合は翌平日)

江戸時代、各大名家では儒学者を江戸藩邸に招いて講義を受けるほか、家臣として召し抱え藩の教学推進を図りました。
大洲藩では、江戸時代前期、陽明学者中江藤樹に学ぶ家臣が多く出ましたが、江戸時代中期になると崎門学(きもんがく)派(山崎闇斎(やまざきあんさい)が提唱した学問)三宅尚斎(しょうさい)の弟子石王塞軒(いしおうそくけん)を大洲へ招くなど、藤樹学の流れは衰退していくこととなりました。そうした流れの中、陽明学者三輪執斎(しっさい)に傾倒(けいとう)した5代藩主加藤泰温(やすあつ)は、広く家臣に陽明学を学ばせるため、享保17年(1732)執斎の高弟であった川田雄琴を藩の儒官(じゅかん)(公務で儒学を教える人)に迎えました。それ以降、川田家は寛政9年(1797)の役替えになるまでの約65年間、4代にわたり大洲藩において陽明学を教えました。
特別展では、中江藤樹を慕い、藩内において藤樹学の回帰を図ろうとした川田雄琴を中心に、歴代藩の儒官を努めた川田家や大洲藩の教学の変化について紹介しています。

問い合わせ先:大洲市立博物館
【電話】0893-24-4107

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