和霊(われい)神社のツブラジイ
大洲市指定天然記念物
大有霊(だいゆうれい)神社所有
新谷小学校の南西に隣接する大有霊神社(和霊神社)は、シイを中心とする社叢(しゃそう)(神社の森)が形成されています。社叢にはこのほか、コガノキやアラカシなども混生しており、暖地性常緑樹林の典型ともいえる植生になっています。
この社叢のなかでも、ツブラジイ3本(A~C樹)は特に大きく、最大のA樹は、推定樹齢が約300年に及び、推定樹高は23m、幹周5.6m、枝張り東西22m、南北20mで、県内においては最大級のツブラジイとされます。また、B樹の推定樹高は20m、C樹は22mであり、ツブラジイの巨樹がまとまって生長していることも特筆すべきポイントです。
(平成4年10月27日指定)
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