CDO補佐官 鈴木邦和(くにかず)のDXのすゝめ(第10回)

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最近、自転車の代わりに電動キックボードに乗る人が増えてきました。このキックボードは、ボードの上に立ってスイッチを押すと電気で走るもので、自転車のように漕ぐ必要がありません。私もたまに利用しますが、操作は簡単で疲れることもないため、とても快適な乗り物だと感じています。
今年7月の法改正により、要件を満たした時速20km以下の電動キックボードであれば、16歳以上は免許不要で乗れるようになりました。
そして、この乗り物の特徴は、利用者のほとんどが自分では保有していないことにあります。代わりに、都内では数十メートル置きにレンタル電動キックボードのポート(小さな駐輪場のような場所)が設置されており、利用者はいつでも好きな場所で借りて、好きな場所へと移動することができます。スマホのアプリから予約して、借りた時間に応じて利用料を自動で支払う仕組みになっており、料金も1時間当たり数百円が相場です。
現代では、個人の移動手段として自動車や自転車がまだ主流ですが、今後、社会のデジタル化が進むことで、さらに便利で快適な乗り物が出てくるかもしれませんね。